お花を買いに産直へ お手頃価格のお花を気軽に飾って花のある暮らし

長い間、雨のお天気が続きました。今朝は久々に青空が見えています。先週、朝一番に出かけると、駐車場は車が停めれないくらいいっぱいでした。農作物を搬入する農家さんの車でいっぱいでした。産直のスタッフさんに聞きますと、朝の7時くらいならレジも並ばずにお買い物できるそうです。産直は、朝6時半からあいています。

今日のお花

今日の産直で気になったお花は、抹茶色の紫陽花とクルクマというお花です。今日はお花の選択に時間のかかった日です。すぐに決まる時となかなか決まらない時があります。ざっと見回しても8月に向けて仏様用のお花がほとんどだからです。菊がとても多かったです。菊も少しおしゃれな色もありましたが、大輪の菊に合わすお花もこの場所にはありませんでした。

何回も何回も回ってすでに時間は20分も経っていました。そんな中、目にとまった気になるお花は2種類です。1つは、地味〜な抹茶色の紫陽花。そしてもう1つは、白に近い薄ピンクのクルクマです。

くすんだ抹茶色の紫陽花は、花びらの先が薄っすらと紫陽花本来の水色や紫、ピンクといった色が1ミリくらい見えています。不思議な紫陽花です。水色が少し輝いているように見えます。

クルクマは、花びらが肉厚ですが、かすかにピンク色で花びらの先に緑色が少しさしていて、少し透き通るようなロウ細工のようなお花です。クルクマはショウガ科でウコンの親戚だそうです。確かに茎をハサミでカットする時の感触は、ショウガの茎を切る時と全く同じ感触です。

選んだお花は、この2種を選びましたが、合わせるととても地味な色合いです。ふと思いついたのが抹茶ミルクと苺ミルクでした。今日はこの感じでお花を選んでみました。

種類が少ない中の色合わせ

今日は、葉物は全くなく、ユーカリの葉さへもありませんでした。クルクマと抹茶色のアジサイを合わすために、小菊を選んでみました。最近の菊は充実していてピンク色もいろんな色や形があります。菊はスプレータイプなのですが、脇に出ている茎が短くて、花束には少し使いづらいです。明るい黄緑色のトルコキキョウを抹茶色の紫陽花になじませて、桜色の優しい小菊と束ねると、不思議なことに地味だったお花がこんなにもお互いを引き立てかわいい花束になりました。

まとめ

今日はどんなお花があるかなとか、こんなお花には何が合うかなとかと考える時間はワクワクするほど楽しい時間です。産直にはなかなかおしゃれなお花や希望のお花はありませんが、限られたお花の中で選んで自分らしく選んでみることも、学ぶことも多いです。そして自分が考えている以上に花束を組んだ時やアレンジをした時に、いいものが出来上がった時は、気分が上がります。その時間は日常の生活のことを忘れ、お花に癒される時間です。好きなお花を1本でもグラスに生けるのが決まると気持ちのいいものです。産直のお花は、お値段がお手頃なので、気軽にお花を飾れます。お部屋にお花を飾ってみましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

香川県在住フラワーデザイナー(講師歴15年目) 緑のある暮らしが好きです。花、植物、自然が好き,マンションのベランダでバラを育てています。 2020年12月からカメラを始めました。 お花に触れて幸せだなと感じて癒される時間を一緒に過ごしましょう。 楽しい時間は自分で作って、自分の時間を楽しみましょう。