ベランダガーデニング ベランダで手をかけずに育てる鉢植えのバラ

ゴールデンウィークに入り、バラの季節が到来です。しかし、バラの咲く順番は、毎年少しずつ変わっていきます。毎朝、水やりの時、今日は、どのバラが咲いているのかなと、窓を開けるのが楽しみな季節です。

私がバラを育てているところは、狭い狭いマンションのベランダです。リビング側の前にだけ植物の鉢を所狭しと置いています。鉢植えのバラは、狭いベランダでは、あまり大きい鉢にも植え替えられません。株の大きさもほどほどで、花付きも少ないと思います。少ない花ですが、バラのお花が一輪咲き始めると、嬉しくなるものです。バラの咲き初めを見つけては、カメラでバラの写真を撮るのが日課のようになっています。

このシーズン1番に咲いたバラは

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4月23日この春一番に咲いたのは「フランシスデュプルイ」というダークレッドのバラです。黒バラのようです。茎が普通のバラより細く、蕾が開きかけると、自分のお花の重さで下向き加減に咲きます。香りのよいバラです。今年の春のバラは、一斉に咲かずに1つが咲き、次にまた一つといった具合にパラパラと咲いています。

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イレーヌワッツの開き始めです。

イレーヌワッツは咲ききると最後の花姿はダリアのようになります。

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いちごミルクのような甘いピンク色のルーズオーディエ。香りも少し甘い感じがします。

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いおりというバラです。

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清流の開き始めです。

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清流の満開の時の姿です。清流のごとく花びらは波打ちます。河野さん作出のブルーシリーズのばらです。咲き初めから、咲き終わりまで裏切らずに美しいバラです。

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手をかけずにバラを育てる

私がバラを育てている場所は、マンションのベランダです。リビング側のところにだけ植物を置いています。バラって育てるのが大変でしょ。とか言われますが、バラは、それなりに育てる人に合わしてくれるようです。薬で虫の予防をしたり、バラの本の育て方に書いてある肥料などをあげる、植え替えをする、剪定をする、などなど本を見たり調べたり、人から聞いたりすると、私には無理だなと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、大丈夫です。バラの苗を買ったのがきっかけで、私はずっとこのやり方で育てています。

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それは、手間をかけずに育てるということです。狭いベランダで薬を撒くと、(スプレー式のものでも)自分が吸い込みそうだからしていません。マンションは、風がよく通るのか病気になりにくいようです。カミキリムシなどに突然食べられて、かわいそうなバラもあったりします。肥料も匂わない固形肥料や液肥をあげるくらいです。多分、ここで栄養たっぷりの肥料をあげればたくさんお花も咲くことでしょう。植え替えもマンションに土を運んだりして植え替えをするというのは、大変なことですのでたまにしかしません。花数は少ないかもしれませんが、綺麗なお花を咲かせてくれます。私が忘れずにしていることは、剪定だけは、必ずしています。

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先日も四国地方は梅雨入りしましたが、湿気が多くなると、バラにはアブラムシが見られるようになりました。よくみると、バラの葉っぱの上にはアブラムシをしっかり見つめているてんとう虫がいました。気軽にバラを育ててみませんか。きっとお気に入りのバラに出会うはずです。失敗を繰り返しながら、自分の育て方にバラが順応してくことでしょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

香川県在住フラワーデザイナー(講師歴15年目) 緑のある暮らしが好きです。花、植物、自然が好き,マンションのベランダでバラを育てています。 2020年12月からカメラを始めました。 お花に触れて幸せだなと感じて癒される時間を一緒に過ごしましょう。 楽しい時間は自分で作って、自分の時間を楽しみましょう。