プリザーブドフラワーを使ってコサージュ作り 卒業式、入学式

2月も中旬が過ぎました。卒業式の季節となりました。いつもならワークショップでコサージュ作りをするのですが、コロナ禍のため、開催は中止にしています、注文があればお作りするということで作ってみました。

プリザーブドフラワーのバラとアジサイを使って

本当は、生のお花で作るのが一番美しいと思いますが、その人やその時の状況に合わせて、生のお花でないものを使うのもありだと思います。プリザーブドフラワーを使って、ナチュラルな感じになるように作りました。バラの色を変えて、5種類作ってみました。ワークショップでは、自分の好きな色、その時に着るお洋服の色に合わせて選んで作ります。

グリーンの葉っぱ

バラ、アジサイ以外はアーティフィシャルフラワーを使っています。いつもプリザーブドフラワーを使ってアレンジをする時のこだわりは、いろんな種類のグリーンの葉っぱを使うところです。葉っぱは、形や色や質感が違って、ナチュラルな感じになります。生のお花に近いコサージュが理想です。最近は、アーティフィシャルフラワーもよくできていて、実ものや小花なども充実しています。店頭で販売されているプリザーブドフラワーはグリーンの葉っぱが添えられていないものが多いと思います。

作り方

材料が揃ったら、一つ一つにワイヤリングとフローラルテープでテーピングをしていきます。意外と手のかかる作業ですが、ここを丁寧にしておくと仕上がりが綺麗になります。テーピングまで終わったら、後は、組んでいくのですが、組み方によって、丸く仕上げたり、少し横長に仕上げたり、コンパクトに仕上げたりと、形はある程度アレンジできます。自分の好みの形に組むことができたら、ワイヤーで縛り、リボンをつけて、できあがりです。コサージュピンをつけて、お洋服に止めます。

まとめ

卒業式や入学式に、手作りのコサージュで、胸元にお花があるだけで、嬉しい気持ちが増してくるようです。生のお花で作るコサージュなら、蘭など乾燥に強いお花がいいかもしれません。私は、柔らかいお花が好きなのですが、自分用に作った生のお花のコサージュがだんだん、お水が下がってくるのが気になったことがありました。プリザーブドフラワーならその心配はないようです。次回は、ワークショップで、皆さんと一緒に作りたいですね。

ABOUTこの記事をかいた人

香川県在住フラワーデザイナー(講師歴15年目) 緑のある暮らしが好きです。花、植物、自然が好き,マンションのベランダでバラを育てています。 2020年12月からカメラを始めました。 お花に触れて幸せだなと感じて癒される時間を一緒に過ごしましょう。 楽しい時間は自分で作って、自分の時間を楽しみましょう。