3月の花のある暮らし 自宅ではシンプルに季節のお花を楽しみます

暖かい日が続き、桜前線があっという間に通り過ぎていきました。4月に入り、桜が散り始め、若葉が芽吹き始めました。3月に飾った花などを振り返ります。

ベランダのニオイスミレ

桜が咲き始めるころ、ベランダでは、ニオイスミレが咲きだします。葉っぱの方が 繁っていて、お花は、葉っぱに埋もれて咲いています。あまりにも小さくてかわいいので、毎年、ニオイスミレは、少し摘んでグラスに飾ります。

ニオイスミレも、紫だけではなく、薄紫色、ピンク色、アプリコット色があり、パステルカラーが集まると、春だなーと感じる毎年の光景です。ニオイスミレは種がはじけたり、ランナーを伸ばし、どんどん増えていきます。シンプルな和スミレが何とも言えず可愛いです。

手みやげにお花を

私は、お家にお呼ばれしたときには、簡単なミニブーケを持っていきます。産直で買ったお値段がお手頃なお花ですが、ブーケに束ねておくと、そのまま花びんに、ポンと行けることができます。

 

お花を手渡した時の相手の笑顔を見るのが好きです。お花をもらうとみんな嬉しい顔になります。産直には珍しく、フリンジのチューリップがあったので、桜の小枝なども買い、見るからに春のアレンジとなりました。

手作りのコサージュ

プリザーブドフラワーを使ってコサージュを作ってみました。コサージュのようなブローチ、ブローチのようなコサージュです。通常のコサージュよりも大きさを少し小さめに作ってみました。色も抑え気味にしていて、リボンなどは付けていませんので、普段使いにワンピースやブラウス、バッグや帽子にも付けられます。

ストックがシーズン

産直にこの時期で回るのが、ストックです。ストックは、最後の最後のツボミまで必ず咲きますので、お花が長持ちします。この日は、桜の小枝と、紫色のストックを束ねてみました。紫のお花は、少し大人っぽい感じになります。

スワッグの見本作り

4月に開催するワークショップの見本を作ってみました。材料は、ユーカリの葉、白色と紫色のチース、白色のローダンセ(花かんざしのように、最初からドライのお花のようにカサカサしていてドライに最適なお花)薄緑色のクリスマスローズです。紫色と薄緑色の色合いが、大人っぽいスワッグになりました。マーガレットのような白いローダンセがあるだけで、大人っぽい中にも可愛さが感じられるスワッグとなりました。フリンジのコットンリボンを付けてでき上がりです。

フレッシュなお花からドライになるのを楽しみます。時間の経過でお花が綺麗にドライになればよいのですが。今回のクリスマスローズは、時間が経つにつれて、薄緑色が茶色に変色してしまいました。本番のワークショップでは、アンティークピンク系のバラを使うことにしました。

単品のお花をシンプルに飾るのもいい

産直に、スノーフレークが1束、100円で販売されていました。スズランのように、丸くて白くて小さくて可愛いお花です。いろんな種類のお花を使ってアレンジメントをしたい気持ちもありますが、お花屋さんでいつも花材を買うのでは、金額も高く、お家にお花を飾るというのは、長続きしません。やはり、お手頃な価格だからこそ、お家にずっとお花を飾るということが続けられると思います。私は、産直でお花を買うために、毎週土曜日の早朝に車に乗って出掛けます。

産直のお花は、お手頃で新鮮なのですが、お花の種類が偏っているところが、少し残念なところです。例えば、仏壇に飾るようなお花が多いです。アレンジメントに添える緑の葉っぱものはありません。畑でとってきたような、旬のお花もあります。無理をせずに単品だったり、少ない種類のお花をガラスの空き瓶に飾ったりするのも、なかなかいいと思います。

まとめ

3月は桜の美しい月でした。私は雨の中,見に行った桜が印象的でした。https://peaceofmind-flower1.com/camera/cherry-blossom-rain

家に飾るお花は、無理をせず、3月はシンプルに飾ったものが多かったように思います。産直には、アレンジするほどの種類の花材がないので、気に入ったアレンジができません。そんな時は、シンプルに飾るのもいいなと思います。豪華なお花でなくても、ベランダやお庭に咲いたお花やスーパーで買ってきたお花を飾るだけで、心が落ち着きます。

お花には、癒し効果があるということが科学的に証明されています。見ること触ること香りを感じたりすることで癒されます。3月お花がたくさん咲く時期に、人々が桜のお花を求めて出かけるのは、自然にその効果を求めているのかもしれません。お花でなくても緑の観葉植物を飾るのもいいことだと思います。

お花や植物を見ることによりストレス源から気がそれるみたいです。自然の生のお花でなくても画像を見ることでもその効果はあるということです。見るだけでストレス反応が減少するお花や緑は、大切なセラピストです。身近な自然が心の安定をもたらしてくれます。ぜひ、植物をお部屋に飾ってみませんか。

 

 









ABOUTこの記事をかいた人

香川県在住フラワーデザイナー(講師歴15年目) 緑のある暮らしが好きです。花、植物、自然が好き,マンションのベランダでバラを育てています。 2020年12月からカメラを始めました。 お花に触れて幸せだなと感じて癒される時間を一緒に過ごしましょう。 楽しい時間は自分で作って、自分の時間を楽しみましょう。