大阪でレイメイキングの予定でした。つい先日、新型コロナウイルスのため、小中高がお休みになったニュースがでたばかり、急速に状況が変わってきました。
自主練
2月のレッスンは自主練となりました。各学校が休校になることに決まってから、翌日会社に行くと、仕事上もなるべく人とは会わないようにTV会議で、出張は控える、時間差出勤、私事においても県外には行かない、集まりに参加することは控えるようになどなどと通達があり、やむおえず、レッスンは、欠席して花材を送ってもらい自宅で練習することになりました。
スターチスだけでレイを編む
自宅に大きな箱が届きました。箱を開けるまでは、花材はわかりませんでした。そこにはピンクのスターチスだけが入っていました。それも大量に。ピンクといっても店頭で見るようなピンクではなく明るめのピンクでした。
早速、お花が傷まないうちにレイを編むことに。花材が1種類で編んでいくときに次はどのお花と悩まなくてもいい。と思いきやよく考えてみると、レイの面のつながりがとても大切で、幅や高さ表面がガタガタにならないか気をつけないといけないことがたくさんありました。
お花を編む前にしなければいけないことは、お花を切り分けることです。スターチスのお花はグラジオーラスのお花みたいに縦に並んでいるので、切り分けるのに、とても手間がかかりました。
この仕訳を丁寧にしておくと悩まずスイスイ編めるのと理想に近いレイを編むことができるはずです。とは言ってもお花をラフィアで巻き付けるときのテクニックはかなり必要になります。
ラフィアを軸にしてスターチスのお花を巻き付けていき、理想の長さになるまで編んでいきます。
まとめ
ラフィアだけでお花を編んでいくレイ、Wili。いつも脇役の小さい小花のスターチスがたくさん集まり連なるとこんなにも力強く存在感あるものになるなんて。花と花のつながりがでこぼこしないように、滑らかになるように編んでいきます。後から写真を撮ったりするとできていないところがよくわかります。
お花の重さをこんなにもずっしり感じることはなかなかないことです。お花のエネルギーが詰まっているようです。フラを踊る人が胸のあいたドレスの胸元に生のお花のレイを身に着けて踊るのってどんな気持ちなのでしょう。今日もこんなにたくさんのお花を触れて幸せな時間になりました。
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