8月のワイン教室。今日の参加者は、4名。1つのテーブルに1人だけ座るスタイルで、旭屋さんの端から端までを使ってソーシャルディスタンスの講習会でした。いつもはバスでいくところ、お出かけ前に宅配便がピンポーン、バスに乗れずに車で出かけることに。もちろん、今日のテイスティングは、香りだけとなりました。
アルゼンチン、チリ、ニュージーランド、南アフリカの白ワイン
今日もまた、カタカナが頭の中を駆け巡ります。まずは、アルゼンチンから。
アルゼンチンの白の葡萄品種といへばトロンテス。トロンテスは、酸がしっかりしていて、マスカットやライチ、白いバラの香りがします。アルゼンチン全体の70パーセントの葡萄栽培面積を持つ産地はメンドーサです。
チリは、日本の輸入量が1位。日本とチリの関税がゼロの為、低価格で楽しめます。朝晩の寒暖差があり、葡萄の木も優秀で、アブラムシの被害は今だにないそうです。ワイン法は全て75%で表示。有名な品種はシャルドネ。香りがないのが特徴で強烈な個性的な癖がなく中立的であるため機会を選びません。覚えておきたい産地は、アコンガクアで、1年間の内、240日から300日が晴天に恵まれるそうです。
ニュージランドの白葡萄品種は、ソーヴィニヨン・ブラン。脳天に突き刺さるような香りが特徴です。若草のような「青い香り」。未熟時は、芝生のように青臭く、熟すと、トロピカルフルーツのようなグレープフルーツのようなアロマが感じられます。産地はマールボロ。
南アフリカの葡萄品種は、シェナン・ブラン。スティンとも呼ばれます。甘い香りのする葡萄。南国の果実香のするワイン。栽培面積は世界一。覚えておきたい産地はステレンボッシュ。以前、食事をした時にソムリエールが勧めてくれて美味しいと思ったワインが南アフリカ産のボーランド・セラー シェナン・ブランでした。
今回のメモによる備忘録、もう、先月の赤と・・・
2度目のブラインドテイスティング
講習の後は、お楽しみのテイスティングの時間です。今日は、先月と同じくブラインドでした。が、しかし、今日は、車のため香りだけ楽しむことに。あらかじめソムリエールより葡萄の特徴を聞いていますので、それに頼りながらテイスティングです。香りだけでもわかったのは、ニュージランドのソーヴィニヨン・ブランでした。青臭い香りです。冷えた白ワインがとっても美味しそうです。
1。アルゼンチン ALAMOS/torrontes 2.ニュージランド TWIN ISLAND/sauvignon blanc 3.チリ LAPOSTOLLE/chardonnay 4.南アフリカ FRUST YOUR GUT/chenin blanc
今日のテイスティングのワインはお家で夜に味わうことに。そして、今日は、受講者が4名でしたので、テイスティングをしたワイン、まだ半分くらい残っているボトルを1本ずついただきました。
まとめ
ワインは知れば知るほど奥が深く、毎回知らないことだらけですが、楽しい時間を過ごすのが一番。ラベルをみて葡萄の種類がこれなのねと解ったり、この国のワインが好きを発見できるだけでも楽しい時間です。南アフリカ産のシェナン ブラン、蜂蜜のような甘みがあり、トロッとしたような口の中で厚みのある美味しさは、今回の4種の中でいいなと思うワインでした。白ワインの中でもいろんな味わいがあるので、その時のお料理や好みのワインを探してみるいい機会になりました。来月は、イタリアのワインだそうです。旭屋さんの坪庭から鈴虫の鳴き声が聴こえました。まだまだ暑くても秋の準備は始まっているようです。ワインが美味しいと思える時間を過ごせたなら、それで楽し。
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