久しぶりにレイを編みました。2週間ぶりの産直です。さて、今日は、どんなお花があるでしょうか。季節柄、菊のお花がいっぱい出荷されています。菊はマムとも呼ばれます。かわいい小菊もあり、最近では、アレンジメントなどにもよく使われます。
WILIの花材
今日の材料は、ベスピオという菊、ユーカリ、ムラサキのシオンとコチアです。
以前、ベスピオという菊は、生産者さんがいなくなるということを聞いていましたので、出荷されているのをみて、思わず手に取ってしまいまいた。ベスピオはイトギク系の菊です。お花もたくさんついていましたので、レイを作るにはぴったりです。レイを編む準備をしてから編みます。
指でつまめる長さにすべてカットして種類ごとに並べておきます。湿らしたラフィアでお花を編んでいきます。編んでも編んでもなかなかレイの長さが進みません。ここにある材料を使いきっても、今日は、レイの長さが少し短く、理想にはほど遠い作品です。また、写真を撮ってわかることもあり、写真を撮る前に手直しをしとけばよかったところが2か所ほど・・・
今日の色合わせ
黄色と紫色を合わせてみました。。合わせてみると意外に会う色合わせです。お互いが捕色同士になります。外国のおもちゃやなどに使われているのを見たことがあるかもしれません。お花の色合わせは、悩むところかもしれません。主になる色一つでアレンジメントでも花束でもレイでも雰囲気が変わるからです。自分が今日はこの色を使いたいと決まっていれば一番いいのですが、今日の場合はお花屋さんではなく産直です。産直に限っては、目の前にある少ない材花材から選ぶので、いちも異常に悩みます。補色同士の組み合わせは、互いの色を引き立てあう色合わせです。単品で見る色と組み合わさった時の色は、違って見えます。
まとめ
今日のレイは誰にプレゼントするというのではないのですが、編むことによって菊のお花の変化(編む前よりかわいく見える)を楽しめたり、また、色合わせで黄色が優しくみえたりと発見を味わえます。レイを作るのに2時間近くかかりましたが、完成したレイをみると、出来が悪いなと思いながらも笑顔になれるのです。レイの編み方を忘れないためにも時々、レイを編んでみたいと思います。生のお花を触ったり、眺めたりする幸福感をぜひ味わってほしいです。今の季節なら、外に出て、紅葉を愛でるのもいいですね。人は、植物からたくさんのエネルギーをもらってると思います。
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