プリザーブドのヒムロスギ、赤いサンキライの実を使ってクリスマステーブルツリー

いつも考えるのが楽しみなクリスマスのアレンジメント。今年はどんな感じにしようかなと考えていると、今年もテーブルツリーを作りたいという声を聞きました。ちなみに去年もテーブルツリーでした。みなさん、大人になって、クリスマスツリーを飾る機会がないようで、小さいながらもクリスマスツリーを飾りたいようです。

 

今年は赤いサンキライの実を使って

飾り物は、すべて自然の物を飾り付けます。シンプルでナチュラルな作品が理想です。去年は、白とグリーンの組み合わせでしたので、今年は赤を使うことにしました。赤いものとしてサンキライの実と小さい松ぼっくりを赤く着色したものを使います。1センチもないくらいの小さい飾りも種をマットな金色で色付けたものです。サンキライの実はこのツリーの大きさにとてもバランスの良い大きさで、色も、派手ではなく、黒ずんだりして渋い赤になったりしているのが、また、いい感じです。

テーブルツリーの作り方

準備するものは、ツリーの土台にする花器、木の土台となる円錐のオアシス、飾りとヒムロスギと#24のワイヤーです。円錐のオアシスにヒムロスギの茎を使ってセットします。

ヒムロスギを4センチくらいの長さにかカットして、円錐のオアシスの形に沿ってもくもくと差し込む作業をしていきます。ここが面白いところで、それぞれが思い描いているツリーの形に出来上がって行きます。まったく同じ材料を使っているのに、ボリュームたっぷりにできる人、シャープな形にできる人、まるで、森の中のもみの木のようになる人もいたり、見ているだけで本当に楽しいです。ツリーの部分が出来上がると、後は、飾りつけをするだけです。

飾りつけは、松ぼっくりなどは#24ワイヤーでくるっとひっかけて、ねじります。出来上がったツリーに飾っていきます。全体のバランスを見ながら飾っていくのが、楽しいところです。小さい種は、アクアグルーで、貼り付けます。この小さい種が私は、お気に入りです。

まとめ

今回、1回のみの開催の予定でしたが、日にちが近づいてくるごとにコロナの状況が変わってきてしまいました。急遽、3回にわけて、極めて、少人数でのワークショップとなりました。ご協力してくださった方たち、ありがとうございました。

クリスマスまでの1か月間、お家にさりげなく飾ったり、また、他のものと一緒に飾ったりして、自分なりにクリスマスの空間を作ってみましょう。お家での時間をクリスマス気分にするだけで気持ちがが嬉しくなります。大人もいくつになっても楽しみたいですね。

来年こそは、たくさんの人が集まって、ワークショップができることを楽しみにしています。

ABOUTこの記事をかいた人

香川県在住フラワーデザイナー(講師歴15年目) 緑のある暮らしが好きです。花、植物、自然が好き,マンションのベランダでバラを育てています。 2020年12月からカメラを始めました。 お花に触れて幸せだなと感じて癒される時間を一緒に過ごしましょう。 楽しい時間は自分で作って、自分の時間を楽しみましょう。