久しぶりの旭屋さんでのワインの講習会。年末の時間の流れから、記録が今日になりました。忘れないために残しておきます。今回からフランスのワインです。
フランスワインの葡萄品種は
フランスは、赤ワインの大産地として有名で全体の90%を占めます。
黒ブドウ:カベルネ・ソーヴィニヨン(ボルドー原産 しっかりしたタンニン)、メルロー(タンニン優しい ブラックチェリー、プルーンのような香り、粘土質の土地)カベルネ・フラン、マルベック、プティ・ヴェルト、カルメネール
白ブドウ:ソーヴィニヨン、セミヨン(貴腐葡萄)皮が薄い、ミュスカデル、白葡萄、ソーヴィニヨン、セミヨン、ミュスカデル
アッサンブラージュ(何種類かの葡萄をブレンド)は、ボルドーが代表的
以上がメモの覚書です。
本日ののみ比べ
①2013年シャトー・ラネッサン/ カヴェルネ・ソーヴィニヨン(産地オー メドック)
②2002年シャトー・ラネッサン/ カヴェルネ・ソーヴィニヨン(産地オー メドック)
③2014年シャトー・ブリッソン/ メルロー カヴェルネ・ソーヴィニヨン
④2017年カルムド リューセック/ セミヨン他
まずは、①と②同じ産地、同じ葡萄品種で年代の違うテイスティング①は、果実味豊かでカシスのような香り。茹でた小豆やインクの香りもするそうですがわかりませんでした。②は、差し込んでくるような何と表現していいのか、癖のある香りがします。ソムリエールに言わしてみると、腐葉土、革製品の様なだそうです。美味しいと感じるには、私には修行が足らないみたいです。
③は、同じフランスで近い年代で葡萄品種が違ったら、どう感じるのか?です。メルローがブレンドされると①②のカヴェルネ ソーヴィニヨンだけと比べると優しい感じです。タンニンがまろやかで飲みやすいワインです。
④は、貴腐ワインでシロップのように甘いワイン。食後のデザートとして、キンキンに冷やしてキュッといただきます。白いお花のようで、甘い蜂蜜のドリンクのようです。このワインを食後にのむと消化が良くなるそうです。キャベジンと同じ様な効果があるとか。甘いものが好きな女性には今日も人気がありました。
まとめ
何かの記念にその人の生まれた年のワインを探して送るという話を聞くことがありますが、それはあまりお勧めできない事のように私は思います。私なら、お断りしたいです。高いワインがその人のお口に合わなければ、どれだけワイン好きでも、ワインをのんで楽しい時間とはならないからです。これは相性が合わないワインを経験している人ならわかると思います。
新しいワインと古いワイン。新しいのがだめでもなく、古いのが良いわけでもないということ。高いものが良く安いものがダメでもありません。ようは、自分の好みのワインを美味しく飲むのが1番なのです。それを見つけるのに、いろんなワインに出会うのが楽しい時間です。ワインを送るとき、相手の好みを知ることが一番のようです。サプライズワインをするときは気をつけてくださいね。
最近のコメント