お正月用のお飾り レモングラスを使った簡単なスワッグと優しい色のフラワーアレンジメント

新年をスタートしてはや1週間がたちました。年末にアレンジしたお花もそろそろ新しいものにかえる時期となりました。振り返ってみると、新年の始まりは、優しいお花の色からスタートしました。

レモングラスを使ってお正月飾りのスワッグ

年末にレモングラスを刈り込むお友達からレモングラスを分けてもらってお正月飾りを一昨年に引き続き作ってみました。真冬にレモングラスをそのまま庭に置いておくと、葉っぱがなくなってしまう為、そうなる前の年末にすべての葉っぱを刈り込むそうです。

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レモングラスは、細長い葉っぱです。その細長い線を活かして、お正月の花材である松、南天、稲穂などをあわせてスワッグを作りました。南天の葉がバランスよく八の字に開いていますので、南天の葉に合わせ他の花材をバランスよくあわせていきます。あとは、麻ひもでしばります。飾りはお好みで仕上げます。私は、シンプルでナチュラルなものが好きなので、水引をさりげなく添えてみました。レモングラスを使ういいところは、作るときから、とてもいい香りがするところです。その香りは、レモンよりレモンな香りがするのです。レモングラスの切れ端をコップに入れ、お湯を注ぐとフレッシュハーブティのできあがりです。柑橘系が好きな方にはおすすめです。レモングラスを花材に使うことでナチュラル感が増しました。

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優しい色のお花

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お正月用のスワッグは、玄関のドアの外に飾るのですが、家の中に飾るものは、今年は、淡い色を選びました。飾りも水引であわじ結びを作り、和紙に貼ったり、飾ったりしてみました。その時の気分によると思いますが、休日、家で眺めるお花として、優しい色はインテリアとしてなじんでくれます。またその色が、見る人の気持ちも和ませてくれるような気がします。お花は、気持ちにまで作用する不思議な力があります。今までで一番心に残っているのは、肺炎で入院しているバラ好きのご婦人にベランダに咲いたバラを1本持って行った時のこと、元気のなかった顔に笑みがこぼれたのを今でも忘れません。

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まとめ

自分の好きなお花を飾ってみましょう。アレンジが難しいときは、1本でも飾ってみてください。好きなお花は、必ず自分の気持ちを和ませてくれたり、元気をくれたり、笑顔にさせてくれます。お花でなく観葉植物もおすすめです。緑の葉っぱが自然に目に触れるだけで、何だかいい気持ちになります。自分の好きな色のお花を飾ったり、好きな色を身に付けることは大切なことなのかもしれません。穏やかな年を願って。







ABOUTこの記事をかいた人

香川県在住フラワーデザイナー(講師歴15年目) 緑のある暮らしが好きです。花、植物、自然が好き,マンションのベランダでバラを育てています。 2020年12月からカメラを始めました。 お花に触れて幸せだなと感じて癒される時間を一緒に過ごしましょう。 楽しい時間は自分で作って、自分の時間を楽しみましょう。