4月初めのカメラウォーキング四国村はチューリップガーデンと八重桜が満開

桜も4月の初めの土日がピークを迎えているようです。四国村のチューリップも見ごろだと聞いて、いつもの四国村に植物観察をしに午後からカメラウオーキングにでかけてみました。

春の終わりを感じさせるもみじの若葉

入口を入ってすぐの流正之作の流れ坂には、モミジの新芽が鮮やかで四国村に入った人を迎えてくれます。入って左側には、かずら橋がありますが、今日はここを素通りしていきます。若葉の緑は、もう春は終わりに近づいていることを告げるかのように、太陽の光をたくさん、浴びていました。四国村は、ほとんどが坂道であり、足元も平らな場所は少ないので、スニーカーと日よけ防止の帽子は必須です。

チューリップガーデンがある灯台付近

今まで四国村のチューリップは時期が合わず、見たことがなかったので、ちょうどチューリップが見ごろという情報があったので、とりあえず1番にチューリップの場所を目指して歩いて行きました。

チューリプガーデンのある場所は、四国村では一番高いところにあります。灯台守の宿泊所を移築した洋館風の建物の横です。見えてきました。縦長いガーデンに密集して植えられていますので、写真を撮ると、普通に撮っても隙間がなく、見事な数のチューリップです。花の色は赤、白、ピンクの3色が植えられています。

チューリップガーデンの中には、人がチューリップの中に立つことができるように、撮影者やモデルさんの立つ場所が、作られていました。この日は、モデルもいなく残念でした。人もほとんどいなくて静かに写真を撮ることができました。

四国村の中腹にある八重桜

四国村には、メインの散策コースの他に東斜面に小さな細い散策コースがあります。チューリップガーデンを目指す途中、左手に普通の桜より濃いピンク色の桜の景色が目に入りました。チューリップを見た後に、その桜を見に細い散策コースを歩いてみました。

細い道を入ると、そこは、八重桜が何本もあって、辺り一面、少し濃い目のピンク色のお花がちょうど満開の状態で咲いていました。ソメイヨシノやしだれ桜もその中にあり、ピンク色の濃淡と若葉の黄緑色がとても美しく思いがけず見られた桜の景色に嬉しくなりました。

また、桜の木の半分くらいの高さのシャクナゲの花もちょうど満開に咲いていました。シャクナゲの花の色は、濃いフーシャピンク色で、この場所は、いろんなピンク色がたくさん重なっていました。この濃いピンク色は、夏のイメージで、その色を見たとたんに春はもう終わりに近づいたことを知らせているかのようでした。

シダレ桜やウコン桜

ソメイヨシノ、八重桜の他にシダレザクラやウコン桜を見ることもできます。シダレ桜は、まだ、木が小さく花が少なめですが、これからの成長が楽しみです。また、咲き始めが薄緑がかり、咲き進むにつれて薄ピンク色になるウコン桜も所々にあります。こちらの木もまだまだ小さいですが、珍しい色の花に、たくさん咲いたら綺麗だろうなと思いました。出口近くには、早くも兜が飾られていました。5月もあっという間にやってきそうです。