お花のポートレート撮影何十年前と変わらない古新町WINDビル

写真を始めてから、毎年、挑戦しているお花のポートレート。何かがなければ、私がポートレートを撮るなんてことは、想像もしてないことでした。最初のきっかけは、写真学校の仲間たちがしているグループ写真展に参加したのがきっかけです。写真を始めて、8か月くらいのこと、新しいカメラを買って、3か月のことでした。

1年に1回挑戦しているポートレート

花を装う人というテーマで撮り続けています。

今年は、外国人の女の子で撮るという課題がありました。

今年はグループ展があるのか参加するのかさえもわからないのですが、それは突然撮る機会がやってきました。外国人の女の子をモデルにすると言っても、周りには外国人の知り合いがいませんでした。とりあえず春くらいから知り合いに声をかけていました。

最近になって、外国人の女の子がいるけど会って見る？と連絡があり、すぐ会いに行きました、モデルになってくれる承諾を得ることができました。話を聞いていると短期のビザで高松に来ていて、9月中にはアメリカへ帰るということでした。モデルさんと私の都合のいい日は、1日だけ、撮影日は会ってから11日後になりました。

飾るお花は

イメージを膨らませて、お花のアレンジを考えていきます。モデルさんが決まっていない時から、撮りたい場所は、今年はここにしようと決めていました。時間があれば1人で訪れていました。

お花は今回も頭に飾ります。今回は、グリーン系にまとめてみました。バラ2種、アンスリウム、小花、姫リンゴ、利休草、キイチゴの葉、他のグリーン2種、なかなかの量です。姫リンゴも3個使いますので、少し重みが出るような予感です。

作り方

去年は、カチューシャを土台にしましたが、今年は、クリアファイルや金網ネットを使って作ってみました。クリアファイルをハサミでカットし、その上に小さくかっとしたオアシスを3つ配置します。その上に金網ネットをかぶせてクリアファイルにワイヤーで留めていきます。クリアファイルの両端にヘアーゴムを付けて土台の出来上がりです。

ここで自分の頭に装着して確かめます。クリアファイルだけでは、髪の毛の上をすべります。フエルトをクリアファイルに貼ろうかと思いましたが、100円ショップに行くとフロアマットのすべり止めが小さくカットされており、片面がシールになっているものがありました。これは、便利。買って帰り、クリアファイルに付けると頭から滑ることなく装着できました。ここで、オアシスにゆっくりと水を含ませます。

アレンジ

当日は朝が早いことから前日に作ることにしました。正面からとサイドから見て綺麗なように金網にくるまれたオアシスにさしていきます。ポイントのお花は、アンスリウムです。完成したところで、もう一度、頭に装着してみます。オアシスが水を含んでいることもあり、少し重みがあります。動いてもずれないように、4本のヘアークリップで髪の毛に止めます。これで安心です。

当日の撮影

アメリカから2か月だけ高松に帰国している女の子にモデルをお願いしました。髪の毛は、アップにせずに下ろしてもらった状態でとお願いしたところ、思った通りの髪形に仕上げてきてくれました。衣装は、白と赤の2色で、前半に白、後半に赤を着てもらいました。

コミュニケーションは、どうなのだろうと少し不安だったのですが、よく気の付く女の子で終始、会話に困ることもなく、最後まで進みました。もちろん、日本語です。女の子から、日本語、英語どちらで喋りましょうかと聞かれました。初めて会った時も同じことを聞かれました。英語を勉強する手助けになればと思っているみたいです。

2着での撮影は、少し欲張りすぎたかもしれません。1時間も経つと、お日様の光の当たり具合も変わってきたり、前半と後半では、集中力も少し違ったように思います。反省するところは、盛沢山でした。只今、写真選別中です。

まとめ

私が撮る写真は、いつもは、お花や景色、好きなものを撮るというスタイルです。写真を習ったのをきっかけに、ポートレートを１年に1回撮るようになりました。私は、フラワーデザイナーで、お花が好き、そこは、何だか外せないなと思っていて、それなら、ただ、お花を手に持つとかではなく、何か表現できないかなと考えたのが、身体の一部にお花をまとうというスタイルでした。3回目ですが、同じテーマで撮ることは、自分の写真やカメラに対する思いや変化が客観的に見られるような気がします。

身に付けるお花を作る時点で、自分の気持ちが高ぶるのがわかります。写真撮影を終えた後は、反省するところが、たくさんありました。一生懸命になりすぎて、どうしてここに気付かなかったのかなと思ったり。今後のカメラ撮影につながればと思います。今回のアメリカ人の女の子との撮影は、見ているだけでも可愛くて、表情も豊かで楽しい時間となりました。さて、彼女が帰国するまでにプレゼント用の写真を仕上げなくては。写真展の写真はこれからじっくり選んでいきたいと思います。前回の写真展の様子はこちらです。よろしければご覧ください。→https://peaceofmind-flower1.com/camera/photo-exhibition　

いくつになっても新しいことに挑戦することは、エネルギーも入りますが、私にとっては、わくわくする時間です。わくわくする時間や楽しい時間は自分で見つけないと始まらない！です。