アンジェフィオーレでウエディングフォト 黄色の幸せのクラッチブーケ

ウエディングブーケを作るのは久しぶりの事でした。コロナ期は、結婚式が決まっているのに、勤めている会社側の都合で結婚式ができなくなったりとか、ウエディングが行われない時期でした。フレッシュなお花で作るのは、久しぶりです。楽しみな時間の始まりです。

場所の下見

初めていく場所ですので、下見に行って来ました。車でどれくらい時間がかかるのか、入り口や駐車場を確認するためです。時間に決して遅れることができない大切なお仕事です。下見に行った日は、大雨でした。こんなに強く降るのも珍しいくらいのお天気でした。明日はお天気の予報です。

場所は、香川町にある高松空港に近い場所にありました。中には入れませんでしたが駐車場に入って自宅からこの場所までの時間を確認しました。

黄色のクラッチブーケ

今回ご依頼のあったのは、クラッチブーケです。茎の部分が見えるお花を束ねたブーケになります。こんな風にしたいという写真を準備されていましたので、イメージがとてもしやすかったです。

花材

カップ咲きのバラ(クリーム色)、マトリカリア(白・黄色)、ゴールデンスティック、カスミソウ、ミント、利休草です。ほとんど見せていただいた写真の花材が揃いました。マトリカリアの白いお花が少し若くて、当日に開きましたが花びらが細めで白色が少し控えめになりました。

ミントの葉っぱは大きさも程よく綺麗な緑色です。何といってもいい香りがします。カメラマンさんの依頼するポーズにより、何度となく持ち替えたり握り替えたりします。 そのたびに爽やかなミントの香りが漂います。撮影は、最初はとても緊張されていました。ハーブの香りに癒されたかな。写真撮影の後半は笑顔も見られるようになりました。

作り方

準備した花材を束ねていきます。束ねた茎が見えるブーケですので、スパイラルブーケとは違って、茎が広がらないように束ねていくのがポイントです。ブーケにリボンを結ぶと茎がまっすぐになるのが理想的です。茎の広がりを押さえながら、トップのお花は丸くなるように仕上げます。

合わせてブートニアも作りました。ブートニアは1本1本ワイヤーをかけていき、水分を含ませたコットンを切口に巻き付けてフローラルテープで巻きます。そしてリボンで巻き上げます。作りながら、翌日のことを思うと、自然に笑みがこぼれてしまうというか、幸せだなと思えるひと時でした。

ブーケの配達

当日は、お天気になりました。 場所は香川町、空港に近いアンジェフィオーレさんです。高松に長いこと住んでいますが知りませんでした。お花を届けたついでに、カメラマンさんが来るまでの時間、少し写真を撮らせていただきました。

今日のウエディングの撮影のカメラマンは、プランナーさん(大阪の有名なホテルでカメラマンの経験者)一押しの人である、また、この場所は一見さんは使えないというお話をきいて、撮影の現場を見学させていただきました。また、撮影中も少し撮らせていただきました。

20年も前にできたというアンジェフィオーレさん、自然なままのお庭の木々が歳月経て大きくなり、いい木陰を作り、私はその緑の植物の雰囲気がとてもいいなと思いました。

まとめ

お花にかかわらせていただき、アレンジしたお花を見たり、受け取った人の笑顔が見れることは、本当に幸せだなと思います。

今回はウエディングフォトのブーケ作成で参加させていただきました。当日はご家族の幸せそうなお顔やご本人たちを見守ることができて幸せでした。

また、プロのカメラマンの撮影の様子を見学できたことは、興味深いことでした。物腰が柔らかく、親切で周りの方に写真を撮ってもいいですよ声をかけてくれる穏やかなカメラマンでした。

久しぶりに生のお花でブーケを作れて幸せでした。幸せのお手伝いが出来て感謝です。ありがとうございました。

前回作ったブーケは、コロナが始まったばかりの頃、2020年4月、プリザーブドフラワーでのご依頼でした。→https://peaceofmind-flower1.com/flower/bridal_bouquet







ABOUTこの記事をかいた人

香川県在住フラワーデザイナー(講師歴15年目) 緑のある暮らしが好きです。花、植物、自然が好き,マンションのベランダでバラを育てています。 2020年12月からカメラを始めました。 お花に触れて幸せだなと感じて癒される時間を一緒に過ごしましょう。 楽しい時間は自分で作って、自分の時間を楽しみましょう。