暑かった夏もそろそろ終わりに近づいてきました。お花市場もお盆辺りはお花も激減していました。9月が近づくとアナベルが高松市場に出始めたという知らせがありました。
今年もアナベルの季節です。アナベルもミモザと同様に短期間、この時期だけ楽しめるお花となります。ということで、超募集期間が短かかったのですが、アナベルのワークショップをすることにしました。
場所はagoretteさん
今回は、旺建さんのデザイン事務所の敷地内にある住宅展示場でワークショップをしました。敷地内には、agoretteさんのカフェも併設されており、美味しい焼き菓子やドリンク、アイスクリームや他にも充実したデザートが揃っていました。
住宅展示場ですので、最新の綺麗なお部屋です。お花を作りながら、このブラインドいいね、とか、このライトいいね、とか参考になるものがたくさんありました。他のお客さまを気にせずに静かでゆったりとできるところが良かったです。
アナベルのフラワーボール
今年もアナベルのフラワーボールを作りました。去年はアナベルだけで作りましたが、去年に引き続き参加の方もいらっしゃいますので、今年は、他の花材を入れて作ってみました。
フラワーボールはアナベルのお花がぎっしりと丸くなってるだけでかわいいのです。少し他の材料が入ると、また、違った趣があって、今回のフラワーボールもナチュラルで可愛いです。
材料
アナベル、バラの実、千日紅(染め)、ケイトウ、ハイブリッドスターチス、オアシス、ワイヤー、麻ひも、コットンリボンです。
バラの実は時間が経つと渋いモスグリーン色に変わっていきます。千日紅は、ピンク色ではなく、染めにより、くすみピンク色の千日紅です。また、ケイトウは何とも言えない優しい色で薄いグリーンにほのかにピンク色がかかっています。
ケイトウと言えば、夏によく見かける赤や濃いピンク色のイメージですが、ビロードのような質感とフリルのような形、そして今回のようなおしゃれな色のケイトウが最近は見ることがあります。
このあと、ケイトウは、どうなったかといいますと、綺麗な薄いピンク色にドライになりました。(茶色になるか心配していましたが)
作り方
四角いオアシスをカッターナイフで丸く形を整えます。吊るすひもを通すためのワイヤーを先に差し込んでおきます。りんごの形を目指します。
作り方は、いたって簡単、オアシスに植物をさしていくだけなのですが・・・アナベルをオアシスにさしながら球形にしていくところがもくもく作業で一番、無口になるところです。
長さをそろえた花材をさしていきます。アナベルをバランスよく球形にできましたら、くぼんでいるところなどを見て、他の花材をその場所にさしていくと、綺麗な球形が出来上がります。
去年は、アナベルだけで作りました。今年は、バラの実やさし色になるお花を入れて作りました。
控えめなさし色が緑色のアナベルにとても合っています。ケイトウはそのままさすとお花が大きいので小分けにしてワイヤリングをしてさしていきます。
コットンリボンにメッセージ
コットンリボンを最後に添えます。そのコットンリボンには、今年後半の願望を皆さんにローマ字スタンプでスタンプをしていただきました。
ちなみに一番多かったのはHAPPYでした。その他はHAPINESS, SMILE,ENJOY, LINO,LIVE LOVE LAUGH, VICTRY ,WONDERFULLYでした。いい言葉がたくさんになりました。
agoretteさんのデザート
ワークショップの終った後は、ここでは自由解散となります。(借りる場所によっては、必ずランチメニューをいただくのが必須のところもあります)
デザートが充実していて、私はお茶をして帰りました。たくさんいただきました。サイフォンで淹れてくれるコーヒーにプリン、カヌレ、コーヒーゼリ―入りのクリームにレモンソーダ―をいただきました。どれも本格的なおいしさでした。
食べ忘れたものがありましたので、次回、ぜひ食べてみたいと思います。ティーセットを頼んでいる人もいました。食べきれず、お持ち帰りをしていました。
まとめ
お花好きな人が集まるワークショップです。ただお花が好き、それだけでいいのです。特別な技術などは不要です。楽しく自分らしくすることが一番です。無心になってお花を触る時間は、日常にいろんなことがあっても、この時間だけは、日常を忘れることができ何だか癒される時間となります。
そして、お花の色や形そして香りなど、出来上がった作品をみると、自分で作ったものは、愛おしくなります。アナベルの緑色は、癒しのグリーンですね。今日は、楽しかったと思える時間をともに過ごせたら何よりです。次回10月はバラのお花を使ったアレンジメントをする予定です。
7月のワークショップの様子はこちらです。よろしければご覧ください。→ttps://peaceofmind-flower1.com/lesson-ws/ws-7-2
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