今年はミモザの開花が大変遅れていました。今週に入って(3月最終週)、急に暖かくなり、ミモザが一斉に咲きだしました。
そして、ミモザが咲いたらリースを作りたいというリクエストがあり、短期間募集でワークショップを開催することにしました。3月のワークショップを2週間前にしたところでしたが、ミモザ好きが集まりました。

今年のミモザ

ミモザの開花は、駆け足のようにやってきます。いいお天気が続いたのですが、ワークショップの前の2日間だけ雨のお天気になりました。雨でお花が濡れてしまいますと黄色のお花の色が悪くなってしまうのです。
当日、どんな状態のお花が届くかドキドキして過ごしました。ワークショップの当日の朝のミモザを準備していただきました。
今日の花材

ミモザ、麦の穂、フランネルフラワー、ユーカリ(リッコリー、グニユーカリ)
ミモザ以外の材料の使い方は自由で、リースの中に混ぜてみたり、ミモザ単品だけで作ったりと、それぞれ楽しみました。ミモザの量が多かったため、リースの他にスワッグも作ることができました。

作り方
作り方は、いうまでもありませんが、人差し指くらいの長さに切ったミモザをツルの土台に同じ方向に巻き付けていきます。表面のつながりや側面を少し意識しながら巻き付けます。出来上がりは、巻き付ける角度やミモザの合わせる密度により表情が違って見えるのが楽しいところです。

フランネルフラワ―ですが、時間が経つとフニャフニャになります。ここであきらめずに少し手を加えましょう。綺麗に花びらを広げて整えます。形を整えたら、ヘアースプレーのハードタイプをまんべんなく振りかけます。
ミモザにも振りかけると小さな花が落ちにくくなります。フランネルフラワーやミモザが乾いたところで、壁に飾ることができます。

乾く前に壁に飾ると柔らかい部分が少し動いてしまいますので、2,3日は壁に飾るのを我慢して水平なところで乾かしましょう。
お茶の時間
作り終えた後は、ケーキセットを食べながら、お花の情報交換をしたりと話が弾みます。春におすすめのお花のスポットや、これからの季節のガーデニングについての苦労などを話したり、たくさん笑ったような気がします。

ケーキセットは、いろんな種類があり、好きなものを選べました。また、ケーキのお皿やコーヒーカップは、陶芸家の野口二朗さんの作品でいただけます。
まとめ

リース作りは、誰もが一度は作ったことがあると思います。そんな中、一人ではなく、みんなで集まって作ると、時間はあっという間に過ぎ、楽しい時間をともに過ごすことができました。
満開のミモザは、ふわふわの感触で、お花の温度(触ると少し冷たく感じます)、香り、見た目の鮮やかな黄色といい、この時期、この日だけしか味わえないミモザをたっぷりと楽しみました。ミモザの花粉もたっぷりで、くしゃみがでたり、目がかゆくなったりしました。
そして、ミモザはご存じの通り、この日がフワフワのピークで、明日からは黄金色から渋い色に変化していきます。季節を五感で感じると心まで楽しく幸せな気分になります。
来月のワークショップは、スズランを使ったアレンジをします。お楽しみに。
前回のNcafeさんでのワークショップの様子はこちらです→https://peaceofmind-flower1.com/lesson-ws/ws-2-2
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