可愛い春の訪れ!芽出し球根の寄せ植えワークショップ 

寒い日が続くと思いきや、春みたいなお天気になったり、今日くらいからまた寒くなるようです。毎年リクエストのある芽出し球根の寄せ植えです。芽出し球根で春を一足早く感じるワークショップです。

芽出し球根

何を使おうかなとあれこれ考えます。といっても球根の種類は限られている花材です。花市場さんのおすすめもあり、原種系のチューリップを2種入れてみました。花市場の人に教えていただけなかったら、見ることもできなかったことと思います。

芽出し球根とは、生産者さんが球根をを温度管理して、この時期に球根の花を咲かせることができるようにしたものです。

一般的な球根は、10月頃に植えますが、この時期にやっと芽がで始めたところです。お花が咲くのは、3月から4月頃になります。そのため芽出し球根は、一足早く春を感じることができる植物です。

また、お花は全体の大きさが手のひらくらいで、小さくて可愛らしいところも魅力です。今回、球根は10種類使いました。

今日の花材

今回使った球根は、ムスカリ3種big smile(紫)pink sunrise(ピンク)white pearl(白)、原種系チューリップlittle beauty(濃いピンク)hilde(薄いピンク)、スノウドロップ、フリチラリア、シーラシベリカ、クロッカス(ジャンヌダルク白)、プスキニアです。ヒナソウを使いました。

今回のアレンジ

今回は、球根の種類も多いことから球根のそれぞれの可愛さがいかせるように、シンプルにボタニカル風に球根標本のようにアレンジしてみました。珍しい名前の球根を覚えられるように、球根の足元に紙で作ったお花の名前のプレートを用意しました。

最後まで悩んだアレンジの器

今回は、ブリキのハンドル付きの深さのある器にしました。去年はブリキのタルトケーキの型のような高さのないものを使いました。

今年の器は高さがありますので、中にオアシスを忍ばせてその上に球根などをアレンジしていきました。ミズゴケや、ワイヤーを使って球根が倒れないようにしました。また、長さのあるチューリップの花は、自然のカーブしている茎や葉の流れをいかしながら、ワイヤーで支柱をしました。

アレンジの器は、いいものを見れば切がありません。なるべくお花を多く使うために、ある程度のお値段で気に入ったものを探すのが少し大変なところです。

今回のお気に入りは

何といっても初めて見た原種系のチューリップ2種類です。太田市場さんのおすすめもあり、原種系のチューリップを2種仕入れてみました。花市場の人に教えていただけなかったら、見ることもできなかったことと思います。

色も濃いピンク色little beautyと薄いピンク色hildeでした。お花としては、幻の青いチューリップとよく似ています。どちらも1本の茎につぼみが複数ついていたり、少しカーブした茎や葉っぱのしなり方が自然の美しさでもあり、寄せ植えでは、ナチュラル感が増しました。

残念ながら、今回は私の見本用の材料もお分けしたため、hildeは、咲くところは見れずじまいでした。準備の時のつぼみの状態だけでも何とも優しそうなチューリップです。薄いピンク色のお花が咲くところを見てみたいものです。

まとめ

今年も春を一足先に感じることができる芽出し球根が、とても人気でした。最近では、球根と切り花を一緒にアレンジも見かけます。

私は、この球根の小さくてかわいらしさを感じられるようにあえてシンプルに球根とヒナソウだけにしてみました。どれが正解というものはなく、自分好みのものはどれなのかということになるのでしょうか。

 

自分の好みの物を作るWSに参加するのがお勧めです。参加してくれる人の中には、他のWSに参加する方ももちろん、いらっしゃいます。かわいいお花をみて、楽し時間を過ごせたら何よりです。

前回のワークショップの様子はこちらです。

https://peaceofmind-flower1.com/lesson-ws/ws-1-2

前田西町にあるSORAのいろ(午前中) さんはこちらです

https://www.c-soranoiro.com

多賀町にあるNcafe & garalyさんで午後よりのケーキセット付のワークショップでした。

Ncafe & garalyさんはこちらです。https://www.instagram.com/ncafegallery/







ABOUTこの記事をかいた人

香川県在住フラワーデザイナー(講師歴15年目) 緑のある暮らしが好きです。花、植物、自然が好き,マンションのベランダでバラを育てています。 2020年12月からカメラを始めました。 お花に触れて幸せだなと感じて癒される時間を一緒に過ごしましょう。 楽しい時間は自分で作って、自分の時間を楽しみましょう。