林町にあるモダンでおしゃれなVegecafeさんというcafeでワークショップをしました。お店の中心にには円形の大きなカウンターがあります。さて、どんなふうに座りましょうか。

太田花市場
花市場では、今がお花が一番充実している時期です。春のお花がたくさん出荷されており、お花のお値段も一時期に比べると落ち着いてきたのではないでしょうか。春のお花も3月一杯がピークでそのあとは、少しずつ夏のお花へと変わっていきます。
春うららというパンジー

春のおすすめの花材は、パンジーです。1月のワークショップでも使いましたが、今回は品種が違うものを使いました。1月はパンジーで人気のある「粋」。

今回は「春うらら」という品種です。同じ紫色ですが、「粋」は、くすみ系紫色、「春うらら」は、薄紫色の明るめです。どちらも花びらのフリルは、かわいさ抜群です。

パンジーの切り花を見たことがない人に、一人でも多くの人にこのパンジーに触れて欲しいと思いました。パンジーと言えばガーデニングでこの時期よく見かけるお花です。
切り花用に品種改良されたお花で茎はストローのようで折れやすいいのですが、パンジーの持ちが優秀なのです。大きなお花こそは咲きませんが、ツボミを次々とお花を咲かせてくれ、緑の葉っぱも傷まずに1か月以上、保たれます。花瓶に緑があるだけでも癒されます。
今日の花材

アンティーク系のバラ(シフォンベール)、ラナンキュラス(ポワント)、スイトピー(シナモン)ニゲラ(アフリカンブライド)サイネリア(ティアスノーブルーアイ)、ミント

今回の珍しいお花は、サイネリアのブルーアイです。サイネリアは、春に鉢物で見かけるお花です。サイネリアもパンジーと同様に切り花用に品種改良された、まだあまり見かけることのないお花です。

お花の中心が紫色と紺色を合わせたような綺麗なブルーで白い花びらに映えます。また、花の大きさが小さめで、今後、お花のアレンジに活躍しそうなお花です。花市場さんお勧めのお花でした。

ブーケのポイント

パンジーの柔らかい茎がありますので、スパイラルには束ねずに、お花を合わせていくような感じで束ねます。お花の顔を見ながら、どこから見ても丸く束ねるのがポイントです。

指でつかんだところが支点になり、きつく握り閉めないように、柔らかくお花を持ちます。束ねられていくお花を回しながら、お花の向きを確認します。丸く束ねられたところで、握っている手の下の所を麻ひもで結びます。

お花の楽しみ方

2,3日は束ねたままで愛でます。眺めると、ここをこうしたら良かったなというところが見えてきます。次回のブーケを作るときに活かしましょう。4日目くらいのお水替えの時に麻ひもをほどいてあげましょう。花瓶にふわっといけたり、何か所かに小分けに行けたりするのも楽しいところです。
お花を触るたびにミントの葉っぱやスイトピーやバラのいい香りがして癒されます。何日お花が持つかな?と考えるのも楽しいものです。
林町にあるVegecafe

sizucuという食と生活文化がテーマのおしゃれな複合施設の中にVegecafeがあります。

店内は、モダンで、部屋の真ん中に大きな円形のカウンターがあります。今回は、お花が綺麗に見える南側の席を使いました。南側は大きなガラス張りの窓です。新鮮なお野菜が自慢のランチやお茶やスイーツもいただけます。カフェはゆたっりとしたグレーの色合いの落ち着いた空間です。

Vegecafeの他にもケーキが美味しいお店や食のセレクトショップやこだわりのお野菜などのお店があり、どれも素敵なお店です。見るだけでも楽しい空間です。中庭の周りにお店があるような作りです。

Vegecafeさんはこちらを参考にご覧ください。https://sizucu-shop.jp/pages/vegecafe
まとめ
春の入り口、3月は、花市場やお花屋さんに、たくさんのお花が並びます。一年中で一番お花が充実しているのではないでしょうか。季節もまだ、気温が低く、お花の持ちもいいところが私たちには嬉しいところです。
ワークショップの今回の場所は、空間が広かったため、作っている時は、ブーケが小さく見えるような気がしましたが、お家に持って帰ると、十分に華やかに感じ、眺めるたびに春らしい色合いや可愛いお花に自然と笑顔になれるそんなブーケです。お花を飾りたいと思ったら、好きなお花を1本飾ってみることから始めましょう。
2月のワークショップの様子はこちらです。https://peaceofmind-flower1.com/lesson-ws/ws-2-2
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