1月のワークショップはNカフェで春のお花を束ねました

花屋さんには、春のお花がいっぱい並び始めました。そして今が一番お花のもちがいい時期でもあります。今回は春のお花を使って花束を作るワークショップをNcafe&gallaryさんで開催しました。

パンジーの切り花

この時期におすすめなのがスミレの切り花です。お花屋さんでみかけることはあ莉ますか。ガーデニングでは寒い時期から必ず寄せ植えやお庭に植えられているパンジーです。

ガーデニング用のパンジーも形や色が品種改良されていて、今では欠かせない存在となっています。そのパンジーを切り花用に品種改良されたものがあります。

 

日本では、まだ、2つの農園でしか作られていないそうです。ナチュラルな感じのお花のアレンジメントにもおすすめです。切り花も種類がいくつかあって、色や花びらのフリルの感じが種類によって変わってきます。何とも言えない自然の色合いにどんなお花を合わせようかとワクワクします。

茎の長さは30センチほどあります。一見、弱そうに見えますが、とても丈夫なお花です。お花が終れば次のツボミを咲かせます。(ツボミから咲くお花は小さいですが)お花のない緑の状態では、葉っぱが傷むこともなく、いつまでも綺麗です。我が家では3週間ほどまだ、きれいなままです。品種によっては、ツボミが咲かないものもあります。

今回使ったのは「粋(いき)」という品種です。その前は、「稀(まれ)」を仕入れてみました。「稀(まれ)」の方が花びらのフリルが強い感じです。色も微妙に違います。皆さんはどちらが好きですか。

今日の花材

スイトピー、チューリップ、ラナンキュラス、スプレーバラ、スカビオサ、豆の花、ププレリウム、スミレです。今回ぜひ使ってみたかったのは、スミレの「稀(まれ)」です。スミレの色と形が何とも言えない美しさです。

束ね方

 

今回は、スパイラルにしませんので、お花の顔をよく見ながら合わせていく感じです。今回のお花で注意することは、スミレ、豆の花は、茎が折れやすいということです。

茎が少し太く中が空洞になっているためです。一番に、豆の花とスミレをバランスよく束ねます。その周りを固めの茎のスプレーバラで支えてあげるように添えます。後は、ぎゅっと握りしめないように他のお花を束ねていきます。

スイトピーのお花は長いですが、可愛いお花を一輪も外さないように、一番下のスイトピーのお花が束ねている指のすぐ上に来るように使います。スイトピーは先端のカーブしている線やお花の向きを考えて合わせていきました。ふんわりと束ねられたら出来上がりです。

同じ花材でも、出来上がった雰囲気はそれぞれです。最初は苦戦していたけれど最後に上手くまとめられる人、花材をきゅっとコンパクトにまとめる人など、仕上がった作品を見るのも楽しい時間です。次回はこうしようとかああしようとか話がはずみます。

Ncafe&gallery

Ncafe&gallaryさんでは、今回はケーキセットを準備してくださいました。私はおからのケーキをいただきました。他にもチーズケーキやチョコレートケーキもありました。ケーキセットのお皿やカップは陶芸作家の野口二朗さんの作品でした。

また、カフェの横のギャラリーではいろんな作品展をしていて、この日は大西尚子さんのフエルト作品展をしていました。窓からは、大きな松が見えて、入り口にはチェンバロがおいてあったり、ステンドグラスの作品があったりと素敵な空間です。

まとめ

春のお花をたくさん使った花束ですが、色はスミレのマレに合わせて少し大人っぽい色にしてみました。スイトピーの香りを感じながら、今回は、スイトピーやパンジー、スプレーバラ、豆の花のツルの波打つ自然のカーブや自然の生み出す美しい色に顔がたくさん、ほころびました。参加した人たちでたくさん可愛いを共有できたのではないでしょうか。

次回のワークショップは芽出し球根です。もう一度、今度はスミレの「粋(いき)」を使ってみたいような気もします。お楽しみに。

前回のワークショップの様子はこちらです。→https://peaceofmind-flower1.com/lesson-ws/ws-12-3

N cafe &gallaryさんはhttps://www.instagram.com/ncafegallery/

 







ABOUTこの記事をかいた人

香川県在住フラワーデザイナー(講師歴15年目) 緑のある暮らしが好きです。花、植物、自然が好き,マンションのベランダでバラを育てています。 2020年12月からカメラを始めました。 お花に触れて幸せだなと感じて癒される時間を一緒に過ごしましょう。 楽しい時間は自分で作って、自分の時間を楽しみましょう。