狭いベランダでも手間をかけず鉢植えのバラを育てられます。4月から一気にバラの新芽が伸び、バラの剪定後、寂しくなっていたベランダが緑で覆われました。今年は、お天気に恵まれたためか、成長が良くて、蕾もたくさんつきました。
今シーズン一番に咲いたバラ
フランシスデュブロイというバラが一番に咲きました。毎年、一番に咲いてくれます。ビロードのような花びらでダークレッドの大人っぽいバラです。香りもとても良く一輪で絵になるカップ咲きのバラです。この香りがダマスク系の香りだそうです。嫌味のないとてもいい香りです。
育てやすいバラ
我が家にあるバラは、私が育てられるのだから、きっと育てやすいバラなのだと思います。なくなってしまったバラもありますが、更新を繰り返し、自分の育て方に合ったバラがベランダには残っていきます。ツルバラのサハラ‘98(オレンジ色)やピエールドュロンサール(ピンク色)は、枝も太くなり、見るからに元気そうなバラです。
和バラの‘いおり’と‘あおい’
名前の通り日本人作出のバラです。ニュアンスカラーで、言葉では表現しにくいくすみ系の和バラです。花もちがとてもよく、長い間、咲いてくれます。スプレー咲きになっていて、咲き始めから先終わりまでのバラの花の色のグラデーションも楽しめます。バラは作出されるまでに10年もの歳月をかけて栽培され、バラ好きのところへやってきます。今では、WABARAという日本作出のバラが世界へ進出しているようです。美しいバラは、世界の人も認める和バラです。育てやすく花もちがいいのもお勧めです。
ベランダで主役のバラは
主役のバラはイレーヌワッツです。サーモンピンク色で、咲き始めは、カップ咲きですが、朝の姿からは変わって夕方には、ダリヤのような派手な姿に変わります。色がピンク色に少しアプリコット色が重なっていて、花も次々と咲き楽しませてくれます。花の大きさも中輪でベランダのバラの中では、一番存在感があります。育てているバラの中で一番大きい花だからかもしれません。今では、名前もイレーヌワッツからピンクグルスアンアーヘンと変わっています。
まとめ
今年はお天気に恵まれて、お花がたくさん咲きました。背の高さも今までで一番大きくなったように思います。花がたくさん付いたのはいいのですが、茎が細いものが多く花の重さで茎が倒れかかるものもありました。ぎゅうぎゅう詰めの狭いベランダで鉢のバラの根元の方に太陽があたらないからでしょうか。
特別なことは、何もしていません。バラって育てるのが難しいでしょ。と。よく言われますが、予防などの薬は全く使いませんし、臭いのする有機肥料なども使いません。植え替えも、マンションの狭いベランダですので、めったにしません。ただ、冬と夏の選定と水やり、緩効性の固形肥料と蕾がつきだすと液肥を時々、あげます。一生懸命ガーデニングをしている人からすると手をかけていませんし、バラの名人さんからすると、だめだなぁと叱られるかもしれませんね。
植物って面白いもので、育てる人に合わせて育ってくれるような気がします。それでも、年に2回、こんなにも可愛い花を咲かせてくれるのです。まずは、一鉢から育ててみませんか。意外とバラは強く、手間や時間をあまりかけなくても、バラは咲きます。かわいい形や色のバラがポツポツと咲き、毎朝の水やりが楽しめ、また、お部屋にバラを飾る楽しみもあります。
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