香川の県木のオリーブの枝を使って香りのする生のお花のアレンジメント

今回は、久しぶりに生花のアレンジメントのワークショップです。高松市多賀町にあるNカフェさんにて、お昼からの開催になりました。

香川の県木であるオリーブを使って香りのするお花のアレンジメントは、香川で生のお花を使ってアレンジメントをすることで、お花の生産者さん、花市場さん、お花屋さん、そしてワークショップに参加する私を含めみんなで元気になろうというコンセプトでした。

今日の花材

オリーブ、キイチゴ、シャリーベービー(オンシジウム)ブルーバジル、スカビオサ、テッッセン、バラ2種です。生のお花でしか味わえない香りのするアレンジメントを仕上げていきます。オリーブの木は足元のグリーンとして今回は脇役として使います。

 

香りのするものは、バラ、ブルーバジル、シャリーベイビーです。今回のバラは、淡い香りです。何といっても、香りをぜひ味わって欲しいものがブルーバジルとシャリーベイビーです。ブルーバジルは、ご存知のイタリアンに使われる緑のバジルと同じ香りがします。色が何とも言えず渋くて、お花の先が、柔らかくカーブしています。アレンジメントでは、色のポイントにもなります。色がまさしく秋色です。

そして、ぜひ香りをお届けしたいのが、オンシジウムの色がワイン色のシャリーベイビーです。これが、嘘のような本当の話で、チョコレートのような甘い甘い香りがします。ランを育てるのが好きな方は、ご存じだと思います。ぎっしり甘いチョコレートの香りです。

この3種類のお花だけで、今日のテーブルはとってもいい香りです。華やかなバラを使ったアレンジメントですが渋いお花の色やバラの形からアンティーク感のある雰囲気になりました。

人生初のフラワーアレンジメントに参加した若い人たち

今日の参加者の中に生まれて初めてフラワーアレンジメントをする若い方が3名参加されました。お花の茎を何度も折ったりとオアシスに差し込む加減が難しいようでした。お花の種類によって、茎の太さや柔らかさの違いなどをこれから感じて欲しいと見ているだけで微笑ましく思えました。アレンジメントにかかる時間も人それぞれ、出来上がりも人それぞれ、出来上がりを見て、大満足のようでした。たくさんの綺麗なお花を自分の感性のまま、この時間はお花のことだけに集中して日常を忘れることができたようです。ずっと年齢を重ねて、いくつになっても、お花を飾ることが好きな人になってくれたら嬉しいなと思いました。その傍らで、年齢の離れた方たちとも交流しながら、同じ目的で集まった人たちが年齢を問わず楽しく過ごせるのもワークショップのいいところです。

今日は、みんなでNカフェさんでランチをいただいた後に フラワーアレンジメントの時間、その後、お茶の時間を皆さんで過ごしました。お勧めランチがボリューム満点で、今日の晩御飯は食べれないと思ったほどでした。Nカフェさんへ訪れるのが初めての方たちばかりでした。Nカフェさんのランチメニューは、どれもお野菜がいっぱいです。コーヒーなどのドリンクメニューもボリュームたっぷりです。メニューの中には、あんこメニューがあり、あんこ好きにはお勧めです。Nカフェさんの入り口のアプローチの植え込みにある珍しい銀木犀の白いお花に今年も出会うことができました。

 

まとめ

生のお花を触ると、葉っぱやお花の香りに癒されます。生のお花は、長持ちしないとおっしゃる方もいますが、生のお花でしか味わえないワクワクする気持ちや安らいだ気持ちを感じることができます。

お値段のお手頃なお花を1本でもいいからお部屋に飾りましょう。生活の中で、視界に植物やお花が目に触れるだけだで、とてもいい気分になります。コロナ禍でいろんなことが変わってきましたが、植物の生命力はどんな時も変わりません。植物やお花には不思議な力があると思います。お花を飾ってみませんか。

ABOUTこの記事をかいた人

香川県在住フラワーデザイナー(講師歴15年目) 緑のある暮らしが好きです。花、植物、自然が好き,マンションのベランダでバラを育てています。 2020年12月からカメラを始めました。 お花に触れて幸せだなと感じて癒される時間を一緒に過ごしましょう。 楽しい時間は自分で作って、自分の時間を楽しみましょう。