初めてのグループ写真展 岡山のpieni deuxにて「まだ青い」

カメラを触り始めて1年がちょうど過ぎた頃、通っていた写真教室のつながりから写真展に参加させていただくことになりました。こんな初心者が参加していいの?と思いながら背中を押してもらい参加したのです。初日と最終日にギャラリーに行きました。

1月8日から16日までの展示

タイトルは「まだ青い」 場所は、岡山のpieni deuxさんで1月8日から16日までの期間開催されました。青春写真教室の14期生と私を含めたオンラインコースの15期生のせとうちメンバーでのグループ写真展です。テーマーは決まっておらず、自由でした。pieni deuxさんは、旭川のすぐそばにあり、近くには、後楽園や美術館があり、古い建物と新しい建物が共存しているとてもいい場所でした。pieni deuxさんは、古い建物を少しリノベーションしている空間でした。

どんな写真を作品にするの

悩むばかりでは、前に進まなく、とりあえず進まなくてはいけなくて、写真を撮らないと始まらないのです。私は、少しお花の仕事を少ししていることやお花が好きであるということから、まずはお花の写真を撮りました。

お花のポートレートを撮ってみる。お花から、感情が伝わるような写真を撮ってみる。が、それは、なかなか難しく、今の私の技術では、まったく撮ることができず、気に入った写真は1枚も撮れませんでした。写真を撮っていても自分がときめかないのです。もちろん、撮れた写真は、人に見せたくないレベルでした。自分がお花でときめくことはと考えてみると、お花に埋もれたい、お花いっぱいの所というのが浮かんできました。現実には、お花代がかかってしまって、実現できませんでした。調べたり探したりとしているうちに、これならできるかもという作品を目にしました。それが、今回、撮ってみた体の一部がお花でおおわれているポートレートです。

不慣れなカメラ

新しいカメラを手にしてから、3か月ほど、これにもまた、苦戦しました。最初は、自分がモデルになり、タイマーをかけ自撮りをしました。何となくイメージはできたのですが、1回1回確認をしたはずなのに、何だか・・・後からPCで画像を見て思うことはたくさんあり。でも、明らかに、いい写真は1枚もないのでした。一番尊敬する先輩に見てもらっても苦い顔がすべてを物語っていました。撮り直しをすることに。失敗しながら、身体で覚えるの繰り返しです。

撮り直し

写真展、出るといったからには・・・今回の撮り直しは、自分ではなくモデルを立てて写真を撮りました。カメラに集中するためです。頭に使うお花の制作から一からのやり直しです。少しかっこよくを意識して黒バックで撮影をすることにしました。この写真の大変なところは、直前に花飾りを作るところです。生のお花を使い、水を使わずにそのままの状態で使いますので、花のもちも時間との戦いになります。すべてに時間がかかれば、お花はしおれてしまうからです。LEDライトを使って見たりと。結局、最後は、太陽光の光が一番、気に入った写真になりました。

仕上げ

撮った写真をライトルームクラシックで編集をしていきます。写真を習い始めて、知ったことの一つに、写真が半分、編集が半分と教えられたことです。その後、印刷です。印刷は、友達にプロのような人がいて力になってもらいました。マットな感じで上質な仕上げにしていもらいました。いつも的確なアドバイスに感謝です。その後、ハリパネ加工にしてみたりして、最終は、額装にしてみました。額装も大きさや額の素材や色で雰囲気が違って見えるので、これも悩みました。意外と、地味になった感じもします。

まとめ

何より、1枚の写真が出来上がるまでに、自分の写真と向き合った時間が持てました。始まりが1月の上旬だったこともあり、年末からもやもやとずっと気になっていました。写真展には、それぞれの人がそれぞれの思いで参加しました。写真やその写真の見せ方、写真展に対する思いもみんな違っていて、それがこのグループ展の良さなんだなーと思いました。遠くから、また、お近くの方も写真が見たいと思って足を運んで下さり、アンケートや感想などを聞くことができ、今後の励みになりました。新しいことに挑戦することは、落ち込んで悩むこともあったり、とてもエネルギーがいることですが、この歳になって新しく学べることがあることは、幸せなことだなぁと思いました。まずは、この新しいカメラを使いこなさなくては。

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

香川県在住フラワーデザイナー(講師歴15年目) 緑のある暮らしが好きです。花、植物、自然が好き,マンションのベランダでバラを育てています。 2020年12月からカメラを始めました。 お花に触れて幸せだなと感じて癒される時間を一緒に過ごしましょう。 楽しい時間は自分で作って、自分の時間を楽しみましょう。