海と音楽とパフォーマンスのエンターテインメントクルーズ

高松港を出港して五色台辺りまで船は進み、香西沖で停泊します。アンカーを下ろし、フェリーの車の乗降口の前後のランプウェイが開き、水面と同じ高さににいるようで、船の中は、夢の時間でした。前回のふなたびぷらすの豪華版です。

四国汽船さんの「あさひ」に乗ってサンセットクルーズ

3時間の船旅です。ミュージックブルーのイベントの1つで8月の13日2クルーズ(シーウインドクルーズ、サンセットクルーズ)14日1クルーズ(サンセットクルーズ)が行われました。私が乗船したのは、14日のサンセットクルーズです。

 

乗船すると、YUMさんのお弁当とお茶が配られ、乗船した人は、自分の好きな席に座って海を眺めながら、グループや家族、カップル、また1人で瀬戸内の海を眺めながら笑顔になる時間が始まりました。

船上のスマイルパーティ

お食事が終わるころ、進行方向の後から音楽が聞こえてきました。高橋誠Vnユニットによるバイオリンとギターの演奏です。Jazzナンバーの「明るい公園どおりで」の演奏が始まりました。そして、一緒に登場してきたのは、ジャグリングの元日本チャンピオンの森田さん、日本全国から海外まで活躍するバーバラ村田さん扮するウサギさんです。ウサギさんのかわいいこと。衣装まで凝っていてアンティークな絵本にでてくるようなウサギさんです。しぐさや動きがみんなを笑顔にさせてくれます。ジャグリングの森田さんは、滑らかな動きが止まらず、次から次へ客席へと楽しませてくれました。

太陽が沈むのを見ながら甲板で

一番上の甲板に異動して、だんだんと染まっていく空と瀬戸内海を背景に先ほどの音楽とパフォーマンスの続きを楽しみました。シャボン玉がフワフワと潮風に乗り、夢の時間が広がります。この日の気温は暑いはずなのに、暑いことなど忘れてしまうから不思議です。今日の参加者の中には、浴衣を着てこられている方もいらっしゃいました。

夕焼けから日没までのブルーの時間

次は一番下のフェリーの車がいつもは乗る場所に移動します。移動が完了すると、船のランプウェイの部分が前後とも海の上で開きました。初めてみる景色です。自分が立っている場所と海が一直線に繋がります。海の上をそのまま歩いて行けそうです。空の色も夕焼けから暗くなるまでのブルーの時間にSUKE3&SYUさんのテンポのあるパフォーマンスで会場は盛り上がりました。次は、ファンの多くの方がお待ちかねの多田誠司 さんのバンドのジャズの生演奏が始まりました。

先ほどまで心地よく吹いていた風がピタッと止まります。讃岐の夕凪です。そして海面に一番近い場所だからでしょうか。湿度が高く、一気に汗が吹き出します。バンドの背景は、いつの間にか深いブルーから夜の空の色に変わっていました。南にサンポート高松周辺の灯りがバンドの後方に小さく見え、海の上にいることを再確認できる景色でした。演奏終了後、20分くらいで高松港に戻ります。

まとめ

 

3時間のクルーズの時間は、あっという間に過ぎました。音楽とパフォーマンスと美しい瀬戸内の景色を堪能でき、こんな素敵な時間は、なかなか味わえないことだなと思いました。帰り際に、参加した人から今日は本当に来てよかったよ。と声をかけられました。

笑顔で始まった今回のクルーズ、次回も開催されることを期待して。

高松に船が着岸して、屋島をふと見上げると、そこには大きな美しい月が港を見つめていました。暗くなると写真が思うように撮れないことを体験してしまいました。夜の撮影はほとんどしたことがなく、今月の課題ができました。お疲れ様でした。

ABOUTこの記事をかいた人

香川県在住フラワーデザイナー(講師歴15年目) 緑のある暮らしが好きです。花、植物、自然が好き,マンションのベランダでバラを育てています。 2020年12月からカメラを始めました。 お花に触れて幸せだなと感じて癒される時間を一緒に過ごしましょう。 楽しい時間は自分で作って、自分の時間を楽しみましょう。