屋島の景色に溶け込んだ屋島山頂交流拠点施設やしま―る

屋島山上にオープンしてから1か月、少し落ち着いた頃、9月に入って行くことができました。屋島は子供の時から、大好きなところです。山上から見る夕焼けは何度見ても素晴らしい景色です。

子供からお年寄りまで

やしまーるは、円形の回廊になっており、高低差があるのですが、緩やかなカーブで小さな子供からお年寄りまで無理なく歩くことができます。訪れた時もベビーカーを押した若いお母さんや手押し車を押したお年を召した方までが楽しんでいらっしゃいました。小さな子供は高低差が楽しいようでした。やしまーるは、入場無料で何度でも入ったり出たりできます。簡単な軽食を食べるスペースが少しだけあります。

周防貴之(Suo Takashi)氏により設計されたやしまーるは、円形の回廊に屋根のカーブと高低差の建物のカーブと回廊の幅も変化が絶妙で建築好きな人にはぜひ見ていただきたい作品の一つです。

建物の屋根は庵治石、屋島の隣町の特産品で、庵治石を瓦のように仕立てています。建物の壁はすべてガラス張りでガラスがカーブしているのも見どころです。ガラスを通して周りの景色が見えるので、建物の中から緑や空や海が見えて、新しい建物が自然の中になじんでいます。

 

また、高さのある部分は、細いポールのようなもので支えられていますが、その部分が日除けや雨除けの役割も十分に果たしています。ミュージックブルー2022のイベントでは、暑さ除け、雨除けに大活躍していました。

この日は、まだ蒸し暑く、屋内のクーラーが心地よかったです。窓ガラスから十分に外の風景も見れますが、テラスもあり、そこからは、いつもの展望台よりも高い位置から瀬戸内海を眺めることができ、いつもと少し違った景色を見ることができます。

カメラを持った人がたくさん

カメラで撮影している人をたくさん見かける日でした。屋島は、瀬戸内海を眺めるビューポイントがいくつもあります。撮影も一人で来ている人やペアで来ている人、それぞれ楽しみながら撮影している姿を見るのも楽しかったです。若い人から年齢を重ねた人、男性、女性だったりと、持っているカメラや見たことのないような大きいレンズを持った人にも出会いました。

リノベーションされたれいがん茶屋

やしまーるの前にれいがん茶屋があります。このれいがん茶屋もSUOさんにより改修設計されています。夕焼けを見る時間までに時間がありましたので、ここでひと休憩。席は高低差があり、どの席からも見晴らしのいい瀬戸内海や瓦投げをしている人を眺めることができます。一番見晴らしのいい一番前の席に案内してくれました。私は、お決まりのクリームソーダ―を注文しました。眺めのいい一番前の席は、横一列、皆さんクリームソーダ―を注文していました。軽食もありますので、次回の楽しみにしたいと思います。

まとめ

最近、屋島周辺は、新しいお店も増えました。さみしかった屋島の山上駐車場も最近では、満車に近くなるほど賑わっています。やしまーるは、平日は17時までですが、週末などは21時までオープンしていますので、ライトアップされたやしまーる周辺ややしまーるの中を歩いてみるのもいいかもしれません。夜は昼間とは違った景色を味わえます。駐車場代は300円です。屋島山上は、ウバメガシの木が多く、紅葉する木はあまりありませんが、ウォーキングするのにちょうどいいコースです。また、やしま―るの中や外に置かれている椅子やテーブルもシンプルでいい感じです。やしま―るを目当てにお出かけしてみてはいかがでしょうか。やしまーるは、屋島と天空の拠点となりそうです。

ABOUTこの記事をかいた人

香川県在住フラワーデザイナー(講師歴15年目) 緑のある暮らしが好きです。花、植物、自然が好き,マンションのベランダでバラを育てています。 2020年12月からカメラを始めました。 お花に触れて幸せだなと感じて癒される時間を一緒に過ごしましょう。 楽しい時間は自分で作って、自分の時間を楽しみましょう。