10月のベランダは秋のバラがチラホラ咲き毎日の水やりを楽しませてくれました。ベランダには、バラの鉢の他にオリーブの木とブルーベリーの木、スミレの鉢があります。オリーブの実がほとんど色付きましたので収穫してみることにしました。
今年は何粒とれたのでしょうか
去年は、3粒、今年はというと、30粒とれました。少ないですが、去年より多くとれたので満足です。自分で育てた木に実がなるというのは、嬉しいものです。ほとんどの実が黒に近い色になったら収穫します。最後の実が熟すまで待っていると、枝から落ちたりしてしまいますので中には緑のオリーブも混ざったりしています。
グリーンから熟した黒色に変化するのを見れるのも朝の水やりの楽しみの一つです。残念ながらブルーベリーの実は今年はほとんどなりませんでした。剪定なども植物の成長には欠かせませんので、これはこの後、調べたいと思います。
渋抜き方法
我が家の渋抜き方法は、一番簡単で短時間でできる方法でします。綺麗に洗ったオリーブに日本酒をオリーブがかぶるくらい密封容器に入れます。オリーブの渋抜きって結構大変ですよね。これなら2週間ほどで渋抜きできます。この方法は、小豆島のオリーブ栽培をされている山田オリーブ園さんのホームページの渋抜きの方法を参考にさせていただきました。
オリーブの渋抜きは頻繁に水を交換したり、期間も1年くらいかかったり、苛性ソーダや重曹を買いに行ったり。そんな訳でオリーブはもっぱら観賞用と決めている方もいらっしゃるかもしれません。せっかく実ったオリーブを今年のうちに味わってみませんか。
家庭でオリーブの実を美味しく食べる12の方法
【実を食べる方法】
難易度★★★★ 手間は掛かるけどフレッシュなサラダ感覚のオリーブの風味を楽しめる方法。
難易度★ 塩をまぶして置いておくだけの最も簡単な方法。塩や実の品種の組み合わせなどにこだわると楽しい。
難易度★★★★★2カ月ほど毎日、水を替えて徐々に渋を抜く方法です。一番難易度高いかもです。大変です。
難易度★★ 7カ月ほど塩水に浸すだけの簡単な方法です。
難易度★★ 1年ほどアルコール類に漬けるだけでオリーブの香りがするお菓子になります。
難易度★ 日本酒の麹菌によって半月程で渋が抜けます。オリーブの養分が移ったポリフェノールたっぷりのオリーブ酒が半月くらいでできます。
難易度★★★ 塩で水分を抜いた後、日陰干しするだけ。オリーブ特有の油の旨みが感じられる素朴な味を楽しめます。
難易度★ 完熟したブラックオリーブを塩で炒めるだけのイタリアの田舎料理。オリーブ特有の渋みも楽しむ。
難易度★★★ 乾燥機で低温乾燥させて、オリーブの旨味を閉じ込めます。
難易度☆ 何もしません。真っ黒に完熟した実をそのままにして真冬に採って食べます。オリーブの仄かな甘みが感じられます。
難易度★★★ 国内のほぼ全てのオリーブの塩漬けはこの方法で作られている。薬剤の取り扱いに注意が必要。
【オイルにする方法】
難易度★★★★★成功するコツは完熟した実を使うことと油分率が高い品種を使うこと。それと搾れると信じ続ける気持ち。
山田オリーブ園さまのHPより
食べ方
少量しか採れませんでしたので、渋抜きした後は、種を取り除きます。縦に包丁で切り目を入れ、種をとります。種を取り除いたオリーブの実をスライスします。スライスしたものを塩とオリーブオイルに漬けて、サラダにトッピングしていただきます。また、パンケーキに少しだけ入れて焼いて食べるのもお勧めです。2週間では、まだ少し渋みが残っていました。
まとめ
オリーブの木は香川県の県木です。葉っぱの色や形も他の木とは一味違っていて、1本、あるだけで何となくおしゃれな植物です。小豆島に行くと大きなオリーブの木をたくさん見ることができます。小さな白い小花が咲き、その後に実が付きます。実もグリーンから黒色に熟して変化していく様子も美しく自然の色の変化を楽しめます。
その後、実を味わうこともできる万能の植物です。育てるのも特別なことは何もしなくても育ちます。葉っぱも落葉することもなく、いつでも渋いグリーンの葉っぱを見ることができます。渋いグリーンの葉っぱの裏は、少しシルバー色になっています。見ても楽しめ、食べても楽しめるオリーブの木を育ててみませんか。
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