12月は生のお花を使ってお正月飾りのワークショップ 

あわただしかった12月、お正月飾りのリクエストがあり、ラスト12月の月末にみんなでお正月飾りを作りました。日にちは12月28日です。

仕事納めが12月の27日、お正月飾りは28日までに飾るのがいいということで、28日に午前と午後の2回場所を変えての開催となりました。

フレッシュな植物に生のお花を添えて

毎回お正月飾りはどんなふうにしようかと考えます。今回のお正月飾りのポイントに生のお花を使ってみたいなと思いました。さて生のお花をお正月の3が日まで長持ちさせるためにどのようにするかを考えます。

例えば、オアシスを使うのかどうするのか…。どのようにしたかというと、切花用の保水キャップを使いました。

5センチほどの筒の中にはお水が入っています。シリコンキャップが付いていますので、つまりお水は漏れずにお花が保水されるようになっています。参加する人は見本を見て生のお花が長持ちする謎が解ったようです。

お正月飾りの材料

しめ縄、川柳柳、雲龍柳、ヒノキ、ヒカゲノカズラ、ナンテンの葉、ユーカリ、シンビジウム、シロタエギク、松ぼっくり、水引です。

あえて松や南天の赤い実は使わずに柔らかな感じのするアレンジになるようにしました。材料の合わせ方によって立体的にも平面的にもお好みのアレンジにできます。

同じ花材を使っても仕上がりがそれぞれ違っているのが楽しいところです。雲龍柳などは使う枝の動きや量などによってお正月飾りの表情が変わってきます。

作り方

ベースとなるしめ縄に材料を巻き付けます。リースを作る時の要領です。難しかったところはシンビジュウムのお花3輪を保水キャップに入れて取り付けるところです。

お花の向きとかを考えながら取り付けます。シンビジウムが綺麗に取り付けられるとあとはリラックスして作業ができたようです。

一番にシンビジウムを取り付けます。その後は、いろんな色のみどりの葉っぱを重ねていきます。葉っぱの取り付けたあとは、それぞれにアレンジした枝垂れ柳(輪にしたり)雲龍柳を入れることでぐんと表情がよくなります。仕上げに、水引を取り付けて完成です。

28日にこだわると

27日が仕事納めの人が多く、さて、いつワークショップをする?となった時に29日にならないようにとか一夜飾りにならないようにとか考えると28日しかありませんでした。

生のお花を飾ることから新鮮なお花が長持ちすることも考えました。28日に2ヶ所の場所でワークショップをしました。午前はSORAのいろさん、午後はSTANDさんです。

まとめ

どんなものを作ろうかなと考えるときがワクワクする時間でもあります。自分のイメージするものは優しい雰囲気のするものがつくりたいと思っていました。松や南天の赤い実は定番ですが敢えて使わずにシンビジウムが映えるアレンジにしてみました。

花材はいつも私ならこれが飾りたいなというのを考えながら作っています。参加される方の中には、そのアレンジに共感してくださるかたが参加してくれていることを知りとても嬉しく思いました。

2025年度も花あわせや色合わせにこだわってお花のアレンジを作っていきたいなと思いました。そのお花を見て私も作ってみたいとか1本からお花をお家に飾ってみようと思う人が1人でも増えたら嬉しいなと思います。

前回のワークショップの様子はこちらです→https://peaceofmind-flower1.com/lesson-ws/ws-12-2

SORAのいろさんのHPはこちらです→https://www.c-soranoiro.com

STANDさんのInstagramはこちらです→https://www.instagram.com/stand.2209

 







ABOUTこの記事をかいた人

香川県在住フラワーデザイナー(講師歴15年目) 緑のある暮らしが好きです。花、植物、自然が好き,マンションのベランダでバラを育てています。 2020年12月からカメラを始めました。 お花に触れて幸せだなと感じて癒される時間を一緒に過ごしましょう。 楽しい時間は自分で作って、自分の時間を楽しみましょう。