オンラインコースで習い始めた写真教室の卒展が3月に開催されました。写真教室は、2021年の4月から10月までzoomで授業が行われました。
手作りのカメラオブスキュラ
2022青春写真教室卒展
私の参加するオンラインコースは、zoomで月1回、2時間半ほど、授業がありました。宿題を提出して、先生から講評をしていただきます。参加者は、私のようなカメラが初めての人やすでにセンスがありカメラに触りなれた人、また、高校のカメラ部の現役高校生がいたり、6名のクラスでした。宿題に取り組むことで、1か月の早いこと、あっという間に時間が過ぎていきました。私の参加するベーシックコースは、奈良で1年コースで開催されています。オンラインコースは半年間の為、まだ経験していない課題もあります。夜間撮影はその中の一つです。今年には夜間の写真を撮ってみたいと思います。まだ経験は浅いのですが、今の自分がどんな作品を撮れるのか卒展に参加してみることにしました。卒展には15期生のベーシックコースの生徒、中級クラスの生徒とOBの方たちが参加しました。
作品作り
どんな作品を撮るのかが一番悩んだところです。私は何を撮るのか。何を撮りたいのか。
大好きな花で写真を撮ること、そこから撮りたい写真が決まっていきました。ただお花の写真を撮ってみてもなかなか表現することが難しく、見ていただく人がいる写真展だからこそ撮る写真について随分悩みました。写真を習っていなかったら、ポートレートなんて撮る機会もなかったことと思います。以前の授業の宿題で利用させていただいたお気に入りの場所、宿題で初めて撮ったポートレートでいつもと違う雰囲気の写真、そして大好きなお花を使って写真を撮ることに決めました。
自分のイメージしているポートレートはあまり人が主張していなく雰囲気の中に人がいる感じで花を頭に飾ったり、手に持ってナチュラルな感じに写真を撮ってみたいと思いましました。
選んだ作品
最終的に6点の中から選んだ作品は、色んな人の意見も聞きながら鏡の前で見つめる女の人に決めました。レタッチや主役の大きさや作品の大きさなどをアドバイスしていただき決めていきました。最初は、レタッチが思うようにならずにモノトーンにしようかなとも思いましたが、やはりお花のある作品なのでカラーで仕上げることにしました。レタッチや作品の切り取りで作品のイメージが色々と変わることを感じました。写真の撮り方から始まり、その時のレンズやその時の明るさや色んなことを含め、まだまだ力不足だなと感じることとなりました。
また印刷や額装についてもその仕上げによって写真の見え方が変わってくるのだなと実感しました。印刷は、カメラの大先輩が印刷のプロなのでおまかせしました。額装は、アンティークな真鍮みたいなものを探していましたが思うようなものは見つからず、ナチュラルに木の枠を探し、3色の中から選びました。額装の色だけでも雰囲気がまた変わります。色んなものが組み合わさって、1つの作品が出来上がるのですが、写真を撮ることよりも写真を仕上げる段階で、何度も何度も悩んだ作品となりました。
タイトルは「花ごろも」です。変わっていくものと変わらないものを表現してみました。変わっていくものとして女性の姿、変わらないものとして古いビルの佇まいが今でも魅力がある建物です。光が綺麗に入る丸亀ビルです。
まとめ
卒展に参加することにあたり、遠方のため、作品の搬入や搬出、また会場の準備などができませんでした。お世話になった同期や卒展の参加者に感謝です。また、この作品を仕上げる段階で、時には厳しく、親切にアドバイスをしてくれたカメラ仲間に感謝しかありません。撮りたい写真が撮れるようになるために、憧れの先輩のような写真が撮れるように、まだまだ勉強することもたくさんあるのだなと感じた卒展の作品づくりとなりました。卒展に参加することで、自分の現状を確認できたこと、そして、まだまだ技術は学ぶことがあり、自分の理想である写真に近づけるようにこれからも努力を重ね学び、カメラを楽しみたいと思いました。会期中たくさんの方に見にきていただきました。ありがとうございました。田村先生、お世話になりました。卒展を通してカメラや写真の奥深さを今まで以上に感じることとなりました。
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