久しぶりにカメラを持ってのお出かけです。一日ゆっくりとカメラを持って散策をしました。
淡路夢舞台
淡路夢舞台は安藤忠雄氏によって設計された複合施設です。星の砂植物園には何度か来たことがありますが、(今では淡路グリーン館に名前が変わっています)百段苑には行ったことがなかったので、カメラを持って階段を昇ってみることにしました。パッチワークのように一枚一枚違った色のお花が植えられています。花壇が100個あるそうです。高いところから眺めると空と海とこのコンクリートで囲まれた花壇が一度に見ることができ、コンクリートが自然に調和されて見る人を感動させてくれます。特にエレベーターで上がってきた人から、空と海と花壇の景色に、エレベーターを降りた瞬間に、「わぁ!」「来てよかったね」という声が聞こえてきました。
百段苑からホテルまでの建物
以前は、ベッカムも泊まったというウエスティンホテルは、今はグランドニッコウ淡路に名前が変わっています。赤いチューリップの椅子は、まだありました。
百段苑からホテルまでの建物は、どこをどう切り取ったらかっこよく撮れるのか、久しぶりのカメラお出かけに、ウオーミングアップに時間がかかったように思います。建物を撮影するのって難しいです。どうやったらかっこよく撮れるのだろう。噴水の水は、残念ながら止まっていました。水が溜まる底には、帆立貝が敷き詰められています。不思議なことに貝殻を見るとリゾート地に来た感じが増します。
ホテルにある安藤忠雄氏が設計した教会も見ておきたい1つです。コンクリートの天井から差し込む光で壁面に十字架が浮かび上がる「海の教会」です。コンクリートの打ちっぱなしの円形フォーラムは、どの角度からも見ごたえのある造りとなっています。海も空も綺麗で空間に自分が身体も心も吸い込まれそうでした。
本福寺
淡路夢舞台から近くに安藤忠雄氏が設計したお寺があります。狭い空間なのに荘厳ですごく落ち着く場所でした。1階がスイレンの池になっており、中央の階段を下りていくと地下にお寺の本堂があります。コンクリートの打ちっぱなしと赤い色のバランスが絶妙でした。淡路夢舞台に行く時は、ぜひ行って欲しい場所です。ガラス越しに入る光が赤い格子を抜けて美しくいつまでもいたい場所でした。赤い格子は、西側にあるので、午後から行くと西からの光で、影がとても綺麗です。
まとめ
この後、夕日にはまだ早いのですが(今日の日の入りは19時過ぎ)サンセットラインへ車を走らせました。サンセットラインでは夕日は、見れませんでしたが帰りの高速道路の車の中から夕日を見ることができました。サンセットラインの少し霞んだ空の日の入り前のきらきら光る海も綺麗で、車の中から見る夕焼けも思いがけず見れて嬉しかったです。今日の安藤忠雄建築巡りのカメラ時間のいい締めくくりとなりました。
久しぶりにカメラを持って一日、写真を撮る時間を過ごせました。カメラに集中すると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。時間が足りないくらいです。日常を忘れられる唯一の時間です。ただ、いい写真が撮れたかどうかは別として写真は撮り続けないと感が鈍るというか、集中するまでのウオーミングアップに少し時間がかかったように思います。いつもと違う建物を撮るのは、なかなか難しかったです。どう撮ればかっこよく撮れるのか自分らしい写真は撮れるのか考えながら挑戦するのが楽しかったです。同じ速度の時間の使い方ができる気の合う友達との楽しい時間を過ごせました。
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