今日は、四国汽船さんの「せと」という新造船の内覧会がありました。船に乗って直島の往復の瀬戸内海を楽しみます。
高松から直島へ
10時14分発のフェリーに乗って直島に向かいます。梅雨のシーズンでしたがこの日だけは雨の予報もなく曇り空でしたがいいスタートとなりました。「ふなたびぷらす」という四国汽船さんのプロジェクトに新しい船の内覧会があるということで行ってきました。
船が出航すると船内にアイリッシュミュージックのトリコロールさんの生演奏で大道芸の人たちが客席を回り、私たちを楽しませてくれました。可愛いうさぎさんも現れました。その後、甲板に移動して、海と空を見ながら音楽を聴き、大道芸までも。
パフォーマンスが続きました。直島が近づいてくるとともに、曇り空が晴れてきました。1時間ほどの船旅はあっという間に終わりました。直島港では、船から見えるところで、新しいパフォマーがお出迎えという演出でした。
直島港
草間弥生さんで有名な赤いかぼちゃのある港です。船から降りると出迎えてくれたパフォーマーさんたちに導かれ今日のメインの新造船の場所へたどり着きました。船の前ではシャボン玉がキラキラと潮風にのって、再び大道芸が今日のおめでたい日を一層盛り上げてくれました。島のお年寄りから子供までたくさんの人で賑わいました。
新造船「せと」へ
真新しい船に乗るのは、初めてです。内覧会ということもあり、通路などは、一部よごれないようにビニールなどで覆われている部分がありました。座席は、シートの後ろ側が木目調であったり、進行方向だけでなく、窓側には、窓に向かって座る席があったり、案内のロゴがかわいかったりと船内は優しい雰囲気でした。この後、屋根付きの甲板に出ると、小倉博和さんの生演奏と、松本英子さんの歌声を聞くことができました。この船の為に作られたVISIT(na o shi ma)という曲が発披露されました。足元からじんわりと鳥肌が立つような素敵な曲でした。甲板に上がると今日の為の旗が青い空によく似あっていました。
「せと」の側面には赤い縦棒が9本デザインされています。「都会の散歩道」がコンセプトで横断歩道がイメージされているということです。赤いラインが青い海と白い船にひと際めだって瀬戸内海に可愛い船がまた1つ増えました。
わずかな時間でしたが、港のすぐ近くにある赤いかぼちゃと白い直島パヴィリオンだけ、そばに行って見ることができました。ポーズをとって写真を撮る時間はありませんでしたが子供たちが水着のままで歩いていたり、自転車を借りる人がいたり、地中美術館行きのバスが停まっていたり、早くも夏休みを直島で楽しんでいる人で賑わっていました。
まとめ
新しい船に乗るのは初めてで貴重な体験ができました。 新しい船「せと」の甲板にはランタン製の椅子があったり、室内にはビューシートがあったり、バリアフリーで通路が広くなっていたり、たくさんの人が船旅を楽しめるような作りになっていました。通勤や通学に使う人、観光で使う人、今年は瀬戸内国際芸術祭もありますので、たくさんの人に瀬戸内海の船に乗っていただき、瀬戸内の美しさを味わって欲しいと思いました。今日も写真をたくさん撮りましたが、動く被写体を思い通りに撮るのは、難しく、スピード感や正確さ、そしてその写真が期待通りのものには、ほど遠く、改めてセンスのいいカメラマンの尊敬のランクがアップデートされた時間でした。音楽と瀬戸内海の空と海、短い時間でしたがあっという間の楽しい時間を過ごすことができました。次回は、直島をゆっくりと訪れたいと思いました。
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