引田の井筒屋敷へカメラ初心者のお出かけ

何も知らないままに、カメラを買ってしまったのが去年の5月くらい。インスタにアップするお花の写真がスマホより綺麗に撮れたらいいな。という気持ちからでした。小さくて軽くバッグに入りどこでも持ち運びができるカメラ、また、年甲斐もなく見た目のかわいいカメラを選びました。もっと調べたり、人に聞いたりできたら良かったのですが、その時は情報が入ってきませんでした。実際のところ、カメラで撮った写真は、自分の思った通りの写真ではなく、やっぱりスマホで写真を撮ることが続きました。カメラで撮れば綺麗な写真が撮れると思っていたのでした‥

 

井筒屋敷

いつもはお花ばかりを撮っていましたが、今日は建物に挑戦です。場所は香川県引田町の井筒屋敷へ。古い町並みが少しだけあります。香川県内、このコロナ禍で、訪れる人もまばらな井筒屋敷は東かがわ市の引田町にある江戸時代築の商家建築旧佐野家住宅を活用した資料館と観光案内所を兼ねた建物です。

到着した時は、井筒屋敷のスタッフの方がお花を飾る準備中でした。木の格子の引き戸が空いていたため、引き込まれるように入って行き、そこからカメラの時間が始まりました。きっとカメラを持たずに見学だけだと、あっという間に通り過ぎていく場所が、全然違って見えてくるから不思議です。ここからは、ゆっくりとした時間が流れ始めます。

和室1つとお茶室、屋根裏部屋、それに続く広縁の廊下とそこから眺められるお庭をゆっくりと、気にいった写真を撮ります。この風景のどこを撮ろうかとか、どう撮ればいいのかとか、自分が思い描く近い理想はどうなのかとか、初心者ながら一生懸命に考えます。一瞬、時間が止まったかのように感じられる時があります。今は雰囲気で写真を撮っています。思っていても、そう簡単には、見た通りの写真が撮れないのが、写真の難しさであり、私のこれからの課題なのかなと思います。しかし、その時間が日常を忘れられる癒しの時間となっていて、下手ながらでも今日の中でお気に入りの1枚が撮れた時は、嬉しくなります。まずは、入門編のカメラで写真をたくさん撮ることに慣れてみようと思います。

次の部屋に入ろうとしたとき、実は井筒屋敷の見学はここからがスタートだということを知りました。ここからの広さは300坪もあるとか。今日のところは、ここでお昼休憩をし、次回また来ることとして、今日のカメラの時間はここで終了としました。3時間近くも知らないうちに時間が過ぎていました。

 

カメラとお花

お花をしている人の中にはカメラで撮影している人もたくさんいらっしゃることと思います。似ているところがあって、それらを触っている時は、日常を忘れられるのです。どちらも生活の中の一部なのですが、それらに集中している瞬間は、どちらも癒しの時間となっています。お花は、どのようにアレンジしたらこのお花が美しく見えるかを自分の感性と技術と花材で考えていきます。写真も美しいものを美しく、それ以上に感性と技術と素材で魔法をかけたようにさらに美しい瞬間が撮れるようにシャターを押します。集中して、感性を研ぎ澄ます感覚が似ているように思います。カメラに関しては、知識や技術は全くありませんが、これから、少しづつ習得したいと思います。いつも親切に教えてくれるカメラ仲間に感謝です。

まとめ

幾つになっても、楽しい時間は自分でみつけて楽しむこと。忙しいから時間がないでは、何にもしないで終わってしまいます。忙しい時でも大切だと思えば時間は見つけられます。これからの人生で、今考えている時が、一番若い時。もしかしたら限られた時間かもしれないし、この時間を大切に使いたいと思います。カメラを学ぶは、楽しい時間であり、今年の目標の1つです。

ABOUTこの記事をかいた人

香川県在住フラワーデザイナー(講師歴15年目) 緑のある暮らしが好きです。花、植物、自然が好き,マンションのベランダでバラを育てています。 2020年12月からカメラを始めました。 お花に触れて幸せだなと感じて癒される時間を一緒に過ごしましょう。 楽しい時間は自分で作って、自分の時間を楽しみましょう。