桜の季節が終わり山の木々も緑色で覆われてきました。色んな色の緑が重なり合って爽やかな季節です。今日はカメラの自主練を兼ねて四国村にオールドレンズを持ってカメラウオーキングにでかけてみました。
青もみじの美しさ
この時期は、木々の新芽が芽吹いています。四国村の入り口の流れ坂(流政之氏作)には、左手に一番にもみじの明るい緑色が目に入ります。
もみじの枝が水平に重なり、太陽の光をいっぱいに受けて、柔らかい明るい色の葉っぱが、一段と鮮やかに若い緑が光ります。今日は、緑に注目しながら歩いてみました。四国村に着いたとたんに、綺麗な声の鳥たちが迎えてくれます。
四国村には、古い建物がたくさんあります。明るい緑が、四国村にある古い建物のダークな色にとても映えています。暑くもなく、寒くもなく、緑の木陰の道は、とても気持ちよくもみじの葉っぱの隙間から落ちてくる木漏れ日が、若い葉っぱを綺麗に輝かせています。
四国村ギャラリー
今回は、桜の時期には、訪れなかった四国村内にある四国村ギャラリーを訪れてみました。四国村の入場料を払えば、このギャラリーは無料で見ることができます。安藤忠雄設計の四国村ギャラリーは年に何度か、展示物の入れ替えがあります。高松で名品が見られることにいつも所有者のことを考えてしまいます。
今回は、刀と言葉展でした。このギャラリーの展示は、立って見るのに丁度よく、肩の高さぐらいに刀が展示されていて、腰をかがめなくても、目の高さ、つまり近くで刀が見れるように展示されています。よく博物館などでは、展示物は、腰の高さぐらいが多いので、腰をかがめて顔を近づけないと見れません。
展示されている刀は、お手入れがされていて、刀が、美しいと初めて思いました。以前は、建物内の写真を撮っても良かったのですが、最近は、写真撮影がNGとなっています。刀展は外国からのお客様が喜びそうな企画となっています。すでにたくさんの方がこられているようです。ギャラリーも安藤忠雄らしい設計となっています。
展示物の外に出ると、水の流れる階段などがあり、安藤忠雄設計ならではの雰囲気を感じる事ができます。今回は、椅子で少し休憩をしました。水の流れる階段は、次回、バラの咲く頃にまた来てみようと思います。水の流れる階段の横に少しバラが植えられています。
染ヶ滝
四国村ギャラリーの後は、水が流れる滝と新緑を見ながら出口の向かって歩いて行きます。水の流れる音も心地よく水面に新緑が反射して、緑色の空間にいるようでした。
彫刻家・流政之氏設計の滝です。この場所も青もみじで覆われていて、力強い流れ出る水の音と輝く緑色がとても爽快な場所です。
まとめ
四国村の歩き方は自由です。その日の予定や目的に合わせて、ゆっくり歩いたり、急いで歩いたり、運動目的でもお散歩目的でもプライベートなお庭感覚で利用することができます。ペットもOKですので、犬のお散歩の人もよく見かけます。私は、カメラの自主練の場所でもあり、四季を感じながら坂道なので、いい運動になるウォーキングコースです。
今回はカールツァイスのレンズで撮影をしてみました。少し慣れてきたところです。色に深みがあり奥行きを感じるような気がします。それは、美しい新緑のせいでしょうか。次回は、他のレンズで撮影をしてみたいと思います。同じ場所でも訪れる時期が違うと見える景色も変わってきます。また、その日に使うレンズによっても見え方が代わり、飽きることのない場所となっています。
自分が苦手とする場所であっても、写真を撮り続けることは、撮る感覚を忘れないというか子供の頃のお稽古のようで、今は、その感覚をそっとそっと積み重ねているような感じです。1人で出かけたり、同じ感覚の写真仲間と過ごす時間が唯一の癒しの時間となっています。カメラを持って出かけてみましょう。4月の初めの四国村はこちらです。→https://peaceofmind-flower1.com/camera/shikokumura-4
インスタグラムもよろしければ見てください。http://www.instagram.com/320i.k
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